Segment IQ の使用例

セグメント比較パネルは、Analysis Workspace で広く使用されている機能です。顧客は、この機能を利用してインサイトを引き出す新しい方法を頻繁に発見しています。次に、成功した使用例をいくつか示します。

使用例 1:モバイルとデスクトップの実装の比較

「サイト間でヒット数を比較したところ、すぐにいくつかのタグの不整合があることに気づきました。このようにして、製品リリースの前にデータの問題を避けることができました」

モバイル用の Web サイトとデスクトップ用の Web サイトを担当している製品マネージャーは、モバイル用とデスクトップ用の間でタグの不整合がないことを確認するよう頼まれました。重要な項目を見逃さないように、セグメント比較パネルを使用して、モバイルサイトからのヒットとデスクトップサイトからのヒットを比較しました。彼は、モバイルサイトにチェックアウトイベントがないことに気づき、モバイルサイトがリリースされる前に正しいタグを配置しました。その結果、製品マネージャーは、モバイルサイトがコンバージョンをまったく記録しないというデータ上の大きな問題を避けることができました。

セグメント 1
セグメント 2
「モバイルデバイスタイプ = 携帯電話またはタブレット」のヒットコンテナ
他の全員

使用例 2:特定の機能を使用しているお客様と使用していないお客様の比較

「当社の製品比較機能を使用したお客様は、コンバージョン率が 10%高いことがわかりました。そこで、この機能をページの一番上に移動したところ、注文が 4%も増えたのです」

小売サイトの最適化チームは、最近リリースした製品比較機能を使用しているユーザーの詳細を把握しようと考えました。そこで、セグメント比較パネルを使用して、製品比較機能を使用したユーザーと、サイト上の他のユーザーを比較しました。これにより、この機能を使用した訪問者は製品を購入する確率が 10%高いなど、いくつかの重要な違いが明らかになりました。サイト最適化チームは、製品比較機能をページの一番上に置いて目立たせるというテストを実施することを決定しました。

セグメント 1
セグメント 2
カスタムイベント(価格比較ツール)が存在する訪問者コンテナ
他の全員

使用例 3:ニュースサイトの訪問者と他のサイトセクションの訪問者の比較

「ニュースセクションの訪問者はビデオ広告を視聴する確率が 2 倍であることがわかったので、そのセクションにビデオのオプションを増やしました。すると、ビデオ広告の視聴率が 7%増加しました」

ある大手メディア出版社は、ニュースセクションのコンテンツに対する視聴者のエンゲージメントを高める方策を探していました。ニュースのオーディエンスをより深く把握できるよう、ニュースサイトのセクションを訪問した訪問者のセグメントを作成しました。すぐに、これらのユーザーがビデオを視聴する可能性が、他のサイトセクションの訪問者の 2 倍になることがわかりました。ビデオチームはニュースのサイドパネルに推奨ビデオのセクションを設けて、ビデオ広告の視聴率を 7%増やすことができました。

セグメント 1
セグメント 2
「サイトセクション = ニュース」の訪問者コンテナ
他の全員

使用例 4:有料検索からの訪問者と他の全員の比較

「検索エンジンからサイトにやってくる訪問者は、アップセルの確率が他の全員の 3 倍でした。そこで特定のキーワードの予算を増やしたところ、56%のアップセル増加を達成しました」

ある大手 B2B サービス会社は、有料検索のキーワードからサイトにやってくるトラフィックのタイプを把握しようとしていました。有料検索は、直接的に多くのコンバージョンをもたらしてはいなかったので、マーケティングの責任者は予算の削減を検討していました。マーケティングチームは、有料検索からサイトにやってくる訪問者のセグメントを作成し、セグメント比較パネルを使用してそれを他の全員と比較しました。その結果、これらの訪問者は直接的にはコンバージョンにつながっていないものの、以前購入したサービスからのアップセルが 3 倍に達することがわかりました。マーケティングチームは、アップセル関連のキーワードに予算を絞り、サービスのアップセルを 56%増やすことができました。

セグメント 1
セグメント 2
「リファラータイプ = 有料検索」の訪問者コンテナ
他の全員

使用例 5:Fitbit の購入者と他の全員の比較

「Fitbit を購入するお客様は、在庫切れのメッセージを受け取る確率が他の全員の 6 倍であることがわかったので、すぐに追加の Fitbit を発注して、在庫切れを防ぎました」

シナリオ:ある大手オンライン小売業者は、年末商戦向けの人気商品の 1 つである Fitbit について、その売れ行きと、他と比べた購入者の特徴に興味を持ちました。マーケティングチームは、製品レポートの「Fitbit」行項目を右クリックするだけで、すぐにセグメント IQ 分析を実行できました。そこでわかったのは、Fitbit を購入するユーザーは、在庫切れのメッセージを受け取る確率が他のお客様の 6 倍であるということです。マーケティングチームがさらに分析したところ、購買部門が追加の Fitbit を発注し、それが発送されるまでの間に、そうした訪問者を実店舗に誘導することができました。その結果、それ以上の「在庫切れ」メッセージを避け、年末商戦の需要に応えることができました。

セグメント 1
セグメント 2
注文が存在し、「カスタムディメンションのブランド = FitBit」の訪問者コンテナ
他の全員
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