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クロスデバイス分析

クロスデバイス分析のドキュメントは、この機能の開発に伴って変更される場合があります。定期的に更新を確認してください。
クロスデバイス分析は、Analytic sをデバイス中心のビューからユーザー中心のビューに変換する機能です。この機能では、Adobe Experience Platform ID サービス Co-op グラフまたはプライベートグラフを使用して、個人に属するデバイスを識別し、それらを結び付けます。その結果、アナリストは、ブラウザー、デバイスまたはアプリをまたいだユーザーの行動を把握できます。CDA を使用すると、次のような質問に答えることができます。
  • 何人のユーザーがブランドとやりとりしているか。ユーザーが使用しているデバイスの台数および種類は何か。それらはどのように重なっているか。
  • ユーザーは、どのようにしてモバイルデバイスでタスクを開始し、後でデスクトップ PC に移行してタスクを完了するか。あるデバイス上でのキャンペーンクリックスルーは、別のデバイスでのコンバージョンにつながっているか。
  • クロスデバイスのジャーニーを考慮した場合、キャンペーンの効果についての理解はどのように変化するか。ファネル分析はどのように変化するか。
  • ユーザーがあるデバイスから別のデバイスへと移動する際の、最も一般的なパスは何か。どこからドロップアウトするか。成功した場所はどこか。
  • 複数のデバイスを所有するユーザーの動作は、単一のデバイスを所有するユーザーとはどのように異なるか。
デバイスを結び付けると、変数の持続性がデバイスをまたいで持ち越されます。例えば、ユーザーがデスクトップコンピューターの広告を通じて最初にサイトを訪問したとします。そのユーザーは、モバイルアプリを見つけてインストールし、最終的にモバイルデバイスで購入します。クロスデバイス分析を使用すると、売上高を、デスクトップコンピューターでクリックした広告に関連付けることができます。
クロスデバイス分析の機能について詳しくは、 Jargeny IQ:クロスデバイス Analytics Spark ページ を参照してください。

前提条件

2019 年 9 月以降、クロスデバイス分析では以下が必要になります。組織内のチームやアドビのアカウントマネージャーと協力して、以下のすべての条件を満たすようにします。
すべての前提条件を満たしていない場合、クロスデバイス分析を有効にできないか、データを結び付ける際に結果の質が低下する可能性があります。
  • 組織のデータは、アドビの太平洋岸北西地域のデータセンター内に格納する必要があります。今後、世界の他の地域にあるデータセンターのサポートが計画されています。
  • 次の主なポイントを確立するには、担当のアカウントマネージャーにお問い合わせください。
    • 契約は、Adobe Analytics Ultimate を含めてアドビとの間で署名する必要があります。
    • 組織で、Adobe Experience Platform ID サービス Co-op グラフまたはプライベートグラフを使用する必要があります。Device Co-op ユーザーガイドの「 ホームページ 」を参照してください。
    • パートナーシップと透明性の精神から、お客様にMicrosoft Azureの使用を認識してもらいたいと考えています。 アドビでは、Azureを使用してデバイスのグラフデータを保存し、デバイス間のステッチを実行します。 したがって、Adobe Analyticsデータは、アドビのデータ処理センターとアドビのプロビジョニングされたMicrosoft Azureインスタンスとの間でやり取りされます。
  • クロスデバイス分析は、レポートスイートごとに有効化されます。CDA で有効になっているレポートスイートでは、以下が必要です。
    • レポートスイートのヒット数は、1日あたり5億ヒットを超えることはできません。
    • アドビでは、複数のデバイスタイプ(Web、アプリなど)のデータを含むクロスデバイスデータをレポートスイートに含めることをお勧めします。一部の組織では、この概念を「グローバル」レポートスイートと呼んでいますが、CDA は地理的な観点から厳密にグローバルである必要はありません。クロスデバイス分析は、複数のレポートスイートで機能しません。また、複数のレポートスイートのデータを組み合わせることもできません。
  • 実装が次の要件を満たしている必要があります。
    • 最新バージョンの Experience Cloud ID サービスをデプロイする必要があります。Experience Cloud ID サービスユーザーガイドの「 ホームページ 」を参照してください。Adobe Experience Platform Launch を使用するほとんどの実装では、既に ECID がデプロイされている可能性があります。
    • ユーザーがログインしたときや電子メールを開いたときなど、個人を識別できるタイミングでは常にこの setCustomerIDs 関数を呼び出します。この要件は、すべてのプラットフォーム(使用する場合はモバイルアプリを含む)に適用されます。Experience Cloud ID サー ビスユーザーガイドの setCustomerIDs を参照してください。

制限事項

クロスデバイス分析は画期的で堅牢な機能ですが、使用方法に制限があります。
  • CDA は Analysis Workspace でのみ使用できます。
  • 上記の前提条件で説明したように、複数のレポートスイートをまたいで結び付けをおこなうことはできません。
  • Adobe Analytics レポートスイートを複数の IMS 組織にマッピングすることはできません。CDA は特定のレポートスイート内のデバイスを結び付けるので、CDA を使用して複数の IMS 組織間をまたいでデータを結び付けることはできません。
  • CDA は、現在、顧客属性との互換性がありません。顧客属性を使用して CDA 仮想レポートスイートを作成したり、デバイス間のセグメント内で作成したり、CDA 仮想レポートスイートに基づいて Analysis Workspace プロジェクト内でレポートを作成したりすることはできません。
    顧客属性はCDAでは使用できませんが、どちらの機能もこの関数に依存し setCustomerIDs ます。 これら2つの機能は、別の(仮想)レポートスイートに一致する場合があります。
  • CDAでは、Co-op GraphまたはPrivate Graphが必要です。 サードパーティのデバイスグラフはサポートされていません。
  • 従来の Analytics ID はサポートされていません。Experience Cloud ID を持つ訪問者のみを関連付けます。
  • カスタマーケアは、この機能をまだ完全にはサポートしていません。 クロスデバイス分析フォーラム は、アドビの製品マネージャーの直接的かつ積極的な関与を含め、この機能のサポートに使用できます。
  • クロスデバイス分析では、仮想レポートスイートとレポートの時間処理を使用しますが、これには独自の制限があります。これらの制限について詳しくは、 仮想レポートスイート レポートの時間処理 を参照してください。
  • ​1.4 APIはサポートされていません。 Power BIコネクタとReport Builderはどちらも1.4 APIに依存しているので、CDAとの互換性はありません。
  • 組織でプライベートグラフを使用している場合、新しいデバイスの繋ぎ合わせには最大24時間かかります。
  • サイトを訪問する新しいデバイスがCo-op Graphで処理されるまでに最長2週間かかります。 CDA での直近の 2 週間の結び付けのレベルは、通常、2 週間よりも古い日付範囲の結び付けのレベルよりも低くなります。アドビでは、Co-opグラフを今後、毎日更新されるグラフに改善する予定です。
  • 仮想レポートスイートの履歴データは、アドビによるデバイスの認識と組み合わせに基づいて変化します。ソースレポートスイート内のデータは変更されません。
組織がすべての要件を満たし、制限事項を理解したら、 クロスデバイス分析の設定 を開始できます。