到着が遅れたヒット

データフィードジョブが指定された時刻に処理を完了した後(タイムスタンプ付きのヒットやデータソースを通してなど)に、履歴データが到着することがあります。到着が遅れたヒットは、データフィードにこのデータを含めるのに役立つ、アドビが提供するバックエンドのカスタマイズ設定です。

到着が遅れたヒットの仕組み

データフィードでデータを処理する際は通常、レポート期間内(通常は過去 1 時間または 1 日)のデータのみを調べます。フィードがそのレポート期間の処理を終了した後にデータが届いた場合、そのデータはどのデータフィードにも含まれません。

到着が遅れたヒットを有効にすると、処理方法がこのデータを含むように変更されます。データフィードは、データを処理するたびに、到着が遅れたヒットを調べ、FTP サイトに送信される次のデータフィードファイルでバッチ処理します。

到着が遅れたヒットを有効にする

到着が遅れたヒットは、個々のデータフィードで、アドビによって手動で有効にすることができます。その前に、次の点を考慮してください。

  • 到着が遅れたヒットを有効にすると、別の日のデータがデータフィードに表示されることが頻繁に発生します。データフィードの取り込みに使用するプラットフォームが、同じファイル内の別の日のデータに対応できることを確認します。
  • 到着が遅れたヒットがあると、処理時間が長くなります。通常、この遅延は 1 時間未満ですが、到着が遅れたヒットがレポートスイートに大量に届いた場合は、数時間以上かかる場合があります。組織のワークフローにとって、データフィードが時間どおりに到着することが不可欠な場合は、この設定を有効にしないことをお勧めします。
  • データフィードファイルが再度処理されると、元のファイルに含まれており、到着が遅れたヒットは再処理済みのファイルには含まれません。

既存の定期的なデータフィードで到着が遅れたヒットを有効にする場合は、サポート対象のユーザーがカスタマーケアに連絡し、次の情報を伝えてください。

  • 特定のデータフィードに対して到着が遅れたヒットを有効にする場合の注意
  • レポートスイート ID
  • データフィード名
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