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AJAX で追跡するリッチメディアアプリケーション

AJAX は Web 設計における新しい概念で、複数のテクノロジーを使用して Web ページ上で動的コンテンツを作成および管理します。
AJAX などのリッチメディアアプリケーションとのユーザーインタラクションを追跡することは、Web 設計において投資収益の分析を成功させ、実現するために非常に重要です。このホワイトペーパーでは、リッチインターネットアプリケーション、特に AJAX を使用するアプリケーションのトラッキングにおける推奨事項を示します。

リッチインターネットアプリケーション(RIA)

リッチインターネットアプリケーション(RIA)は、Web の外観を変更します。RIA は一般向けのオンデマンド技術の将来性と現実のユーザーエクスペリエンスとのギャップを埋めます。RIA は何年にもわたって成長してきました。RIA の土台となる基本テクノロジーをサポートするブラウザーが広範囲に採用されたことで、大きく飛躍しました。RIA には多くの形式およびサポートテクノロジーがありますが、その中で最も一般的で、おそらく最も広く採用されているのが、AJAX と Flash です。このテクノロジーが RIA を定義するものではなく、RIA の操作性と用途を定義するものであると理解することが重要です。

追跡する情報

RIA に関してよくある質問が、マイクロレベルアクティビティとマクロレベルアクティビティとをどのように切り離して追跡するか、およびこれらをどのようなタイミングで追跡すべきか、ということです。例えば、顧客が個別に製品を設定できるアプリケーションがあり、このアプリケーションには、ユーザーに示される重要な手順があるとします。この場合、これらの手順はページビューとみなされるでしょうか。さらに、各手順にはマイクロレベルアクティビティがあります。これらのマイクロレベルアクティビティはページビューとして追跡すべきでしょうか。
アクティビティ間のフローを理解したい場合はどうでしょうか。どの機能によって、最も多くのアクティビティが得られるでしょうか。RIA の問題は、各アプリケーションが固有である点です。各アプリケーションは実際のアクションを模倣するように設計されており、アクションは状況に依存しているので、可能性に終わりはありません。ただし、ほとんどのアプリケーションには重要なコンポーネントがいくつかあります。重要な手順や、機能、機能内のマイクロレベルアクションなどです。そのため、各アプリケーションで具体的に何を測定すべきかについて、ある程度の検討が必要ですが、RIA トラッキングに適用できる一般論がいくつかあります。マクロレベルアクティビティは通常、アプリケーションの読み込みをおこないます。この読み込みによって、訪問回数、訪問者数、インスタンス数、将来のアクションに対する価値などに関する情報などが得られます。また、マクロレベルアクティビティは、プロセス内の主要な手順を表します。確かな経験則で言えることは、RIA アクションがアプリケーションを 50 %以上変えている(ユーザーエクスペリエンスやコンテンツを大きく変更しているとみなされる)場合、その RIA アクションはマクロレベルであり、ページビューとして追跡すべきであるということです。マイクロレベルアクティビティには、50 %未満の変更(ユーザーエクスペリエンスやコンテンツを大きく変更していないとみなされる変更)がすべて含まれます。例えば、色の選択の切り替えはマイクロレベルアクティビティと考えられるでしょう。マイクロレベルトラッキングは、機能と関連付けることをお勧めします。例えば、色を切り替える場合、どの色を考慮したかは本当に重要でしょうか。あるいは、色の選択機能が使用されたことを把握するほうが重要なのでしょうか。両方が重要な場合もあるでしょう。その場合は、両方を収集してください。ただし、RIA の効果を測定するときには、機能レベルのアクティビティをより重視してください。
マイクロレベルアクティビティはすべてカスタムリンクとして追跡すべきであり、関連するトラフィック変数(成功イベントに対して測定する必要のある場合、prop と eVar)を介して詳細を測定します。これによって、マイクロレベルアクティビティによりページビューが水増しされることがなくなり、またトラフィック変数を介してパス分析ができるようになります。

分析する情報

RIA がいかに効率的に成功を推進するかを理解することが重要です。成功はコンバージョンを通じて測定されるのが、最も一般的です。マクロレベル分析は、RIA の全体的な有効性を明らかにします。マイクロレベル分析は、コンバージョンを推進する機能を明らかにします。
RIA の有効性を測定する必要があります。これは、RIA マクロ指標に対するマイクロレベルアクティビティの分析です。ユーザーは、同じゴールに到達するのに必要な手順より多くの手順を実行するでしょうか。分析指標として、訪問回数 / 機能アクティビティ、ページビュー数 / 機能アクティビティ、訪問者数 / 機能アクティビティなどが含まれます。
パスフローとフォールアウトに関する分析をおこないます。ユーザーは RIA を避け、ゴールへの別のパスを見つけるでしょうか。サイトおよび RIA フローについて、フォールアウトレポートを作成します。真のトラフィックパターンを測定するには、ランティングページからのパス分析を実行します。ユーザーをゴールに導くまでの障害とインセンティブを確認します。

推奨される指標

  • RIA 訪問回数
  • RIA 訪問者数
  • RIA ページビュー数
  • RIA 機能アクティビティ(カスタムリンク):機能ごとのクリックアクティビティを測定します。

推奨される分析

  • RIA 機能アクティビティ / RIA ページビュー数
  • RIA 機能アクティビティ / RIA 訪問回数 -
  • RIA ページビュー数 / 成功指標 - コンバージョン率:アプリケーションの効果を測定します
  • 全 RIA アクティビティ / 成功指標 - コンバージョン率:アプリケーションの効率性を測定します
  • 機能 RIA アクティビティ / 成功指標 - コンバージョン率:アプリケーション機能の効率性を測定します
  • RIA とのパスフロー
  • RIA コンバージョンプロセスにおけるフォールアウト率