Show Menu
トピック×

イベントのシリアル化の概要

イベントのシリアル化とは、Analytics レポートに重複したイベントが追加されないようにすることです。ユーザーがページを何度も更新したり、特定のページに何度も移動したり、Web ページを自分のコンピューターに保存したりすると、重複したイベントが発生する可能性があります(例えば、購入者が購入確認ページを自分のコンピューターに保存している場合、イベントのシリアル化が適切におこなわれていないと、そのページを表示するたびに、注文と収入が再カウントされます)。
イベントのシリアル化は以下のような状況で役に立ちます。
  • ページがリロードまたは更新され、繰り返しイベントを送信する場合。イベントのシリアル化により、各イベントのシリアル番号を使用して、イベントが再カウントされることを防ぎます。
  • ユーザーが後で確認するために、自分のマシンにページを保存する場合。このシナリオは購入確認ページで、購入の控えを確認するために非常によくおこなわれます。イベントのシリアル化により、以降のページのリロードによってイベントが再カウントされることを防ぎます。
データソースはイベントのシリアル化または重複排除をサポートしていません。
このドキュメントでは、コンバージョンイベントとカスタムイベントに対してイベントのシリアル化を導入するプロセスを説明します。イベントイベントのシリアル化を使用するためには、 管理 レポートスイート [ #] 設定を編集 成功イベント ​から有効にする必要があります。続いて個別イベントの記録列に記録するイベントを選択します。

デフォルトの動作

デフォルトの動作では、イベントの各インスタンスがカウントされます。イベントは、ページのリロード時やページの更新時も含めて、カウントされるそれぞれの pageview に対して設定されます。各注文(購入)を個別に識別するために、s.purchaseID 変数を使用します。これにより、注文、売上高または製品を再カウントせずに、ユーザーが注文ページをリロードできます。これと同様の機能をすべてのイベントで使用できます。これには、prodView や scCheckout などの事前定義済みのイベントだけではなく、すべてのカスタムイベントも含まれます。
イベントイベントのシリアル化を使用するためには、 管理 レポートスイート [ #] 設定を編集 成功イベント ​から有効にする必要があります。続いて個別イベントの記録列に記録するイベントを選択します。イベントには 3 つの設定を指定できます。
イベントを常に記録する :これは最初に有効にされたときのデフォルトの行動です。イメージリクエストに含まれるすべてのイベント(ページ再読み込みを含む)が Analytics に直接送信されます。
訪問ごとに 1 回記録する :この設定を有効にした場合は、それぞれの訪問において、そのイベントの最初のインスタンスだけが追跡されます。新しい訪問が始まると、この設定を有効にしたイベントの追跡が再びおこなわれます。これは、ブラウザー更新時に重複イベントが発生することを少なくするのに有効な方法です。
イベント ID を使用する :この設定を使用すると、各イベントに固有の ID を関連付けることができます。その変数に関連付けられているイベント ID を Analytics が以前に認識したことがある場合は、レポートでカウントされません。
なお、購入イベントではイベントのシリアル化を有効にできません(購入イベントは s.purchaseID 変数を使用するため)。他のすべての eCommerce イベントやカスタムイベントでは、これらの設定を有効にできます。
  • 一意の識別子を使用して、一意の ID ごとに 1 回だけイベントを発生させます。
  • 複数のイベントを送信してから、Analytics の設定を使用して、訪問ごとに 1 回だけイベントを発生させます。
イベントのシリアル化を導入するには、イベントに対して一意の ID を指定します(例:event1:1234ABCD)。

イベントのシリアル化 - 一意の ID ごとに 1 回

イベントのシリアル化を導入すると、Analytics で重複した番号が受信されたとき、そのイベントは無視されます。イベントは、固有値ごとに 1 回だけカウントされます。一意の番号であれば、以下の例に示すように、別のイベントインスタンスがカウントされます。
ユーザー名
説明
イベントの構文
Analytics での Event1 の合計数
John
ユーザーが初めてページを閲覧する。
event1:1000
1
John
ユーザーがページをリロードする(フォームの送信が失敗し、ページがリロードされる場合があります)。
event1:1000
1
Stacy
ユーザーが初めてページを閲覧する。
event1:1001
2
Stacy
ユーザーがページをリロードする(フォームの送信が失敗し、ページがリロードされる場合があります)。
event1:1001
2
Jill
ユーザーが初めてページを閲覧し、情報を正しく入力し、次のページに移動する。
event1:1002
3
Jamie
ユーザーが初めてページを閲覧する。
イベント 1
4
Jamie
ユーザーがフォームの姓のフィールドに入力していない。フォームが再度表示され、入力していない情報が強調表示される。
イベント 1
5
シリアル化 ID を選択するときには、以下の点に注意してください。
  • シリアル化 ID は 20 文字以内にする必要があります。
  • シリアル化 ID は英数字を使用する必要があります。
  • シリアル化 ID は成功イベントごとに別々になっています。したがって、必要であれば同じ ID を同じ成功イベントだけでなく、複数の成功イベントに使用できます。
  • シリアル化 ID はレポートスイートに結び付けられます。マルチスイートタギングを使用して複数のレポートスイートにデータを送る場合は、この点に注意してください。
  • シリアル化 ID に有効期限はありません。したがって、同じ ID を数年後に使用した場合でも、成功イベントが再度カウントされることはありません。
  • シリアル化 ID はアドビのサーバーに保存され、cookie を利用しないので、cookie を削除してもイベント ID はシリアル化されます。
  • イベント ID をシリアル化できない成功イベントの 1 つが、購入イベントです。このイベントは s.purchaseID という特殊な変数を使用してシリアル化します。

イベントのシリアル化 - 訪問ごとに 1 回

Analytics には、訪問ごとに 1 回だけイベントを発生させる機能があります。
これは、UI 管理 レポートスイート 設定の編集 コンバージョン 成功イベント ​から有効にできます。