アカウントとレポートスイート

Adobe Analytics には、データサイロを整理するための 2 つのレベルがあります。

  • ログイン会社 ​は、1 つ以上のレポートスイートを持つ包括的な組織です。ログイン会社は、Google Analytics をはじめとした他の分析ツールの「アカウント」と同じような役割を果たします。複数の組織に対応するコンサルタントは、通常、複数のログイン会社にアクセスできます。
  • レポートスイート ​は、データの送信とレポートの取り込みをおこなうためのリポジトリーです。レポートスイートには通常、1 つの Web サイトからのデータが含まれますが、各組織の実装に応じて異なります。レポートスイートは、他の分析ツールの「表示」と同じような役割を果たします。

大企業では通常、サイトやアプリごとに 1 つずつ、複数のレポートスイートを使用します。データの取得に必要なレポートスイートが不明な場合は、担当の管理者にお問い合わせください。

アドビのデータ収集方法における他のツールとの大きな違いの 1 つは、実装内でデータを送信するレポートスイートを指定することです。他のツールでは、一般的にすべてのデータを 1 つの収集場所に送信し、その後ビューやプロファイルごとにフィルタリングをおこないます。

Adobe Analytics では、仮想レポートスイートも利用できます。このレポートスイートでは、データ収集や履歴データを変更せずにレポートスイートのフィルター表示を確認できます。例えば、仮想レポートスイートを使用して、以前に把握できなかったボットトラフィックを排除したり、不正な売上高や外れ値の売上高を除外したりできます。詳しくは、コンポーネントユーザーガイドの「仮想レポートスイート」を参照してください。

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