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Adobe Analyticsでのデータの可用性と遅延

通常、データが収集されてから2時間後に、レポートに完全なデータが表示されることが予想されます。 次の情報は、Analyticsデータのレポートスイートの遅延の問題のトラブルシューティングに役立ちます。

データのバッチ処理について

各データ収集サーバーは、生の解析データをキャプチャし、処理して、レポートを作成するために 1 時間単位でバッチデータをアップロードします。転送プロセスには、通常、30 分かかります。そのため、前回のアップロードプロセスが完了した直後に発生したトラフィックの通常の遅延は約 90 分になります(次のバッチアップロードが実行されるまで 60 分かかり、その後、ファイルの転送と表示に 30 分かかります)。アップロードの直前に発生するトラフィックの場合、データの遅延は30分ほど短くなる可能性があります(次のバッチアップロードが発生するまで0分、ファイルの転送と表示に30分かかります)。
アドビカスタマーケアは、必要に応じて、最も頻繁に使用するレポートスイートに対して、(時間単位ではなく)30分のバッチデータのアップロードを有効にできます。

遅延の原因

遅延とは、データ収集サーバーがデータを完全に処理するのに通常の2時間を超える遅延です。 データ収集には影響しません。データは、レポートスイートの待ち時間に関係なく、実装のために収集されます。 重大度(データの最新性)と長さ(解決に要する時間)は大きく異なります。 通常、1つのレポートスイートに制限されます。
遅延は、次の一般的なカテゴリのいずれかによって生じます。
  • 予期しないトラフィックの急増:このタイプの遅延は、契約上のコミットや予想以上に多くのデータがレポートスイートに送信される場合に発生します。 遅延の最も一般的な原因でもあります。
  • 通常のハードウェアの問題:アドビでは、データセンターの管理と監視、データの冗長性、およびハードウェアの信頼性に関して、クラス最高の戦略を採用しています。 ハードウェアは定期的に、公開されているメンテナンス時間枠内に更新されます。障害が発生したハードウェアの緊急メンテナンスでは、交換用のハードウェアがオンラインになるので、データ処理(データ収集ではなく)の必要な一時的な停止が必要になる場合があります。 このデータ処理の一時的な停止により、明らかな遅延が発生する場合があります。
  • 異常なデータ:ボットやクローラーによる異常な長さの訪問など、不自然なデータパターンは、特定の処理負荷を一時的に増やして遅延を引き起こす可能性があります。

遅延に依存する機能

Adobe Experience cloudの一部の機能には、標準の処理時間に加えて、生来の待ち時間が伴います。
  • Analytics for Target(A4T)では、両方のプラットフォームから収集したデータを同じヒットに保存できるように、さらに5 ~ 10分の待ち時間が必要です。
  • タイムスタンプ付きのデータは、このデータが処理されるサーバーが異なるので、追加の時間が必要です。 リアルタイムに受信したタイムスタンプ付きのヒットは、最大15分かかる場合があります。 タイムスタンプが昨日の場合に受け取るヒットは、最大2時間かかる場合があります。 古いヒット数は、1日あたり約24時間まで増やすのに時間がかかる場合があります。

遅延を軽減または防止する方法

遅延の防止や回復時間の短縮を実現する幾つかの方法があります。
  • 予想されるトラフィックスパイクをアドビに通知する:サイトへのすべてのトラフィックスパイクを予測することは不可能ですが、トラフィックが大幅に増加すると予想される場合があります。 例としては、特に成功した休日期間や、大規模なキャンペーンのプッシュの直後などがあります。 そのような場合、予想されるトラフィックの上昇についてアドビに通知を送る仕組みがあり、Adobe では該当するレポートスイートに追加のプロセシング用リソースを割り振ることができます。アドビに トラフィックの増加を通知する方法については 、管理ユーザーガイドの「トラフィックスパイクのスケジュール」を参照してください。
  • 新しい機能をアクティブ化する際は、処理の負荷を考慮します。一部の機能は、他の機能よりも処理の負荷が高くなります。 レポートスイートで有効にされている機能が多いほど、遅延から回復するのが遅くなります。レポートスイートで機能を有効にする際、次のような場合には処理するデータ量が増えることを念頭に置きます。
    • 同じページに20を超えるイベントを実装する
    • 複雑な VISTA ルール
    • 製品変数に 20 を超える値がある
    • イベントのシリアル化
  • Enable IAB Bot filtering: Bot filtering can greatly reduce latency if your report suite is frequented by bots or crawlers. Interactive Advertising Bureau が更新し管理する IAB ボットリストを使用することが推奨されています。ユーザーは、IABのボットルールを補完するために独自のボットルールをカスタマイズできます。

遅延の対処法

遅延が発生した場合、アドビは処理パイプラインを事前に監視し、可能な限り早く処理時間を通常の状態に戻すようにします。 遅延問題の多くは数時間で解決します。特定のレポートスイートについて問題が生じた場合、貴社のサポート対象ユーザーがカスタマーケアに連絡して、遅延の生じているレポートスイート ID を伝えることができます。Adobe の担当者が遅延を検証し、問題の改善と解決の見通しについて連絡します。