Show Menu
トピック×

アドレス可能なオーディエンス

アドレス可能なオーディエンスの機能およびユースケースの概要です。

アドレス可能なオーディエンスとは何か

Addressable Audiencesでは、Audience Manager がデータを収集している御社のすべてのシステムと選択された宛先との間のオーディエンスの重複を表示します。この概念を理解するには、次の図を参照してください。各円の重複は、各種のアドレス可能なオーディエンスを示します。
指標 説明
Audience Manager's Addressable Audience for a Destination
プラットフォームレベルにおいて、レポートのルックバック期間に Audience Manager のお客様とのやり取りがあり、選択した宛先と一致するデバイスの総数。
この指標は次の情報が得られるため便利です。
  • 特定のターゲット宛先に関して Audience Manager が到達できるアドレス可能なオーディエンス全体のサイズ。
  • ターゲットプラットフォームについての Audience Manager のプロファイルプールの規模、およびそのオーディエンスのサイズ。
Customer Total Audience
ルックバック期間に、御社のシステムにおけるルールベースの特性、またはオフラインファイルからのオンボードの特性に適合したデバイスの数。
Addressable Audience Match Rate
この指標は次のようなデバイスを表しています。
  • ルックバック期間にルールベースの特性またはオンボードの特性に適合し、 かつ
  • 同期の時間に関係なく、選択した宛先と ID が同期している。
Customer Match Rate
Customer Addressable Audience ÷ Customer Total Audience を%で表現したもの。
Total Segment Population
レポートのルックバック期間内にセグメントに属していたすべてのデバイスの数。
Segment Addressable Audience
レポートのルックバック期間中にセグメントに属しており、サイト上で ID 同期がアクティブとなっているユーザーの数。セグメントには、 Audience Marketplace で取得した経由で、自社のファーストパーティデータと、セカンドパーティおよびサードパーティデータを含むことができます。
ヒント:ルックバック期間を 1 日にした場合、この指標はセグメントの現在の状態を把握するのに役立ちます。それは、 セグメントのアドレス可能なオーディエンス の指標が、前日の 1 日を通してセグメントに適合したユーザー数を示すからです。このことと、 Audience Manager では アドレス可能なオーディエンス が毎日更新されることを踏まえて、この指標とルックバック期間を組み合わせれば、セグメントに関する最新のスナップショットを得ることができます。
Segment Match Rate
Segment Addressable Audience ÷ Total Segment Population の総数を%で表現したもの。

アドレス可能なオーディエンスのインターフェイス

Addressable Audience機能は、この抽象的な概念を定量化可能データに変換します。Audience Manager は、一目でわかる視覚化された情報と表形式の数値データによってオーディエンスの重複を表示します。
Addressable Audiencesは​ Audience Data > Destinations ​にあります。「 Integrated Platforms > Device-Based 」を選択して、アドレス可能なオーディエンス指標を表示します。
アドレス可能なオーディエンスランディングページには、次の 3 つの指標が表示されます。
指標
説明
Addressable Audience (devices)
この指標は、 過去 30 日間 ​のお客様のアドレス可能なオーディエンス(上記の表で説明)を表します。
Match Rate
この指標は、 過去 30 日間 ​のアドレス可能オーディエンスのマッチ率(上記の表で説明)を表します。
Lifetime Addressable Audience (devices)
レポートのルックバック期間に、プラットフォームレベルで Audience Manager のお客様とのやり取りがあり、この宛先と一致するデバイスの総数。詳しくは、 プラットフォームレベルの指標 を参照してください。
サーバー間通信ベースの宛先の名前をクリックし、アドレス可能なオーディエンスデータを表示します。この機能はサーバー間通信ベースの宛先のデータのみを返し、アクセスには管理者権限が必要となることにご注意ください。
このデータは以下の目的に使用できます。
  • 予測と計画: Segment Addressable Audienceデータは、オーディエンスのターゲティングおよびアクティベーションをおこなうために、宛先に送ろうとしているセグメントに関する、より詳細な情報を提供します。
  • パフォーマンスのレビュー: Addressable Audiences機能は、トラブルシューティングのツールでもあります。キャンペーンのパフォーマンスをレビューしてキャンペーンでリーチできた範囲を把握し、期待した結果が得られなかった場合は、ターゲティング/アクティベーションパートナーも含めて多角的に確認することができます。

サードパーティデータの予測およびマッチ率に対する示唆

オーディエンスを獲得するためにサードパーティデータを購入する前に、他のデータプロバイダーとの重複を検証することができます。これにより、新しいデータを購入する前に、十分な情報に基づいた意思決定が可能になります。購入したサードパーティデータの ID 同期は、データの重複だけでなく、サードパーティプロバイダーと Audience Manager の他のあらゆるお客様との関連にも影響されます。Adobeの担当コンサルタントは、関連性のある他のデータソースを特定し、今後見込まれるキャンペーンを最適化するお手伝いをします。

モバイルユーザーとマッチ率

サードパーティ Cookie が存在しない Safari などのモバイルアプリユーザーとの同期では、数値の不一致が生じます。メディアの配信ログでは同期されたサードパーティ Cookie のAdobe ID のみが提供されるので、パートナーによってはユーザーとの同期が困難になります。この結果、宛先の マッチ率が低下 する可能性があります。

アドレス可能なオーディエンスおよび宛先での日付範囲

以下のセクションを読み、使用可能な日付範囲について、および Addressable Audience または Destination のレポートのそれぞれの間隔からのデータ経過時間を確認します。

利用可能な日付範囲およびタイムゾーン

Addressable Audiencesと 宛先 のレポートでは、同じ日付範囲の間隔が使用されます。日付範囲には以下のオプションがあります。
  • Last 1 Day(直前の 24 時間の午前 0 時から午前 0 時までがこの期間となります。実際の時刻または現在の時刻に基づく指標ではありません)。
  • Last 7 Days
  • Last 14 Days
  • Last 30 Days
  • Last 60 Days
  • Last 90 Days
  • Lifetime
すべての日付および日付範囲は UTC タイムゾーンで設定されます。 Audience Manager のタイムゾーン を参照してください。

日付範囲の期間内のデータ

Addressable AudienceおよびDestination指標は、選択した時間間隔内に訪れた個別ユーザーの数を返します。例えば、1 人の訪問者は複数回サイトに訪れた場合でも、1 回のみカウントされます。初回の訪問が一意の訪問となり、これが記録されます。それ以降の訪問は再訪問となり、一意ではないためカウントされません。
選択した時間間隔内かそれより古いデータが日付範囲に含まれ、時間の経過に伴い、それぞれのレポート期間から外れていきます。例えば、Last 30 Daysオプションを選択した後、2 人の訪問者が訪れたとします。レポートでは、これらの訪問者は:
  • これより長い期間(60 日、90 日、全期間)に対して返される結果に​ 含まれます
  • Last 30 Dayより短い期間のオプション(現在、7 日、14 日)には​ 含まれません
また、31 日目には、これらの訪問者は 60 日、90 日、Lifetimeの結果にのみ含められます。これは、30 日の期間を超えたからです。訪問者はLifetimeより古くなることはありません。

アドレス可能なオーディエンスの指標

ここでは、Addressable Audiences で提供される指標のタイプについて説明します。

お客様レベルの指標

これらの指標は訪問者がサイトに訪れたとき、または Audience Manager にインバウンドデータファイルを送信したときに適合した特性のデータを返します。これらの指標は、お客様のアカウントに対応するオーディエンスサイズに関し、包括的な情報を提供します。
指標 説明
Customer Addressable Audience
この指標は次のようなデバイスを表しています。
  • ルックバック期間にルールベースの特性またはオンボードの特性に適合し、 かつ
  • 同期の時間に関係なく、選択した宛先と ID が同期している。
Customer Total Audience
ルックバック期間に、御社のシステムにおけるルールベースの特性、またはオフラインファイルからのオンボードの特性に適合したデバイスの数。
Customer Match Rate
Customer Addressable Audience ÷ Customer Total Audience を%で表現したもの。

セグメントレベルのマッチ率の指標

これらの指標はセグメントのメンバーシップについてのデータを返します。これらは各セグメントについて、オーディエンスサイズに関するより詳細で正確な情報を提供します。
セグメントレベルとお客様レベルでは、ルックバック期間の適用のされ方が異なります。10 日前に訪問者がサイトに訪れてある特性に適合した場合、その後適合状態を維持し、2 日前にセグメントの適合が解除されます。7 日間のルックバック期間が適用された場合、これらの訪問者はセグメントレベルではカウントされますが、お客様レベルではカウントされません。
指標 説明
Segment Addressable Audience
レポートのルックバック期間中にセグメントに属しており、サイト上で ID 同期がアクティブとなっているユーザーの数。セグメントには、 Audience Marketplace で取得した経由で、自社のファーストパーティデータと、セカンドパーティおよびサードパーティデータを含むことができます。
ヒント:ルックバック期間を 1 日にした場合、この指標はセグメントの現在の状態を把握するのに役立ちます。それは、 セグメントのアドレス可能なオーディエンス の指標が、前日の 1 日を通してセグメントに適合したユーザー数を示すからです。このことと、 Audience Manager では アドレス可能なオーディエンス が毎日更新されることを踏まえて、この指標とルックバック期間を組み合わせれば、セグメントに関する最新のスナップショットを得ることができます。
Total Segment Population
レポートのルックバック期間内にセグメントに属していたすべてのデバイスの数。
Segment Match Rate
セグメントのアドレス可能なオーディエンス ÷ セグメント母集団の総数を % で表現したもの。

プラットフォームレベルの指標

この指標は、Audience Manager のすべてのお客様から収集したアクティビティについてのデータを返します。Audience Manager のお客様全体と比較することで、オーディエンスに関するより広い視野が得られます。
指標 説明
Audience Manager's Addressable Audience
プラットフォームレベルにおいて、レポートのルックバック期間に Audience Manager のお客様とのやり取りがあり、選択した宛先と一致するデバイスの総数。
この指標は次の情報が得られるため便利です。
  • 特定のターゲット宛先に関して Audience Manager が到達できるアドレス可能なオーディエンス全体のサイズ。
  • ターゲットプラットフォームについての Audience Manager のプロファイルプールの規模、およびそのオーディエンスのサイズ。

お客様のアドレス可能なオーディエンスとセグメントのアドレス可能なオーディエンスの比較

1 つの指標が大幅に他と異なる場合、Customer Addressable Audience と Segment Addressable Audience の指標を比較しないでください。これらは個々に異なる独立した指標です。上記の説明のとおり、これらはそれぞれ異なるデータセットから引き出されるものです。そのため、一方の指標がもう一方の指標より大きくても、何も結論付けるべきではありません。これらの比較を通して言えるのは以下のことのみとなります。
  • Customer Addressable Audiencesは、 自社のファーストパーティデータ ​の特性認定に基づきます。この指標からは、データパートナーとの統合に関して幅広い包括的な情報が得られます。
  • Segment Addressable Audiencesは、 自社のファーストパーティデータとセカンドパーティおよびサードパーティデータのセグメント認定 ​に基づきます。この指標からは、ターゲットプラットフォームのアドレス可能なオーディエンスに関してより詳細で正確な情報が得られます。

アドレス可能なオーディエンスのマッチ率の低下の原因

Addressable Audienceのマッチ率の低下またはレポートされる数値の不一致を引き起こす原因となる一般的な要素。
原因 説明
モバイルトラフィック
サーバー間統合の大半はサードパーティ Cookie によって促進される同期プロセスに依拠しています。しかし、モバイル環境においては、サードパーティ Cookie は使用されません。その結果、アドレス可能なオーディエンスの数はセグメントサイズに対して少なく見えます。
2018 年 1 月以降、Cookie ベースのオーディエンス用に設定された Google および Adobe Advertising Cloud の同じ宛先において、モバイルオーディエンスをアクティブ化することができるようになりました。これにより、Cookie とモバイル ID のメンバーシップを組み合わせたセグメントを Google および Advertising Cloud の宛先に送信できますが、アドレス可能なオーディエンスにおいては Cookie ID と宛先の間の重複のみが表示されることに注意してください。Audience Manager はすべてのモバイルオーディエンスを宛先に送信しますが、モバイルオーディエンスはアドレス可能なオーディエンスの指標によって測定されません。
注意 :例えば、母集団が 1,000,000 のセグメントがあったとします。このセグメントを Google または Adobe Advertising Cloud の宛先にマッピングした結果、アドレス可能なオーディエンスは 700,000 デバイス、マッチ率は 70% となったとします。700,000 を構成するメンバーシップは、宛先との ID 同期がおこなわれた Cookie ID となります。アドレス可能なモバイル ID はこの指標では表示されないので、実際のアドレス可能なオーディエンスはこれよりも大きい可能性があります。
Safari トラフィック
Safari ではサードパーティ Cookie はブロックされます。そのため、Audience Manager は宛先との ID 同期をおこなうことができません。 ITP 2.0 の導入によって、アドレス可能なオーディエンスに Safari ユーザーが含まれなくなります。
追跡されたメディアのインプレッション
広告サーバーにおいて推奨される慣例により、ID 同期は広告タグ内でおこなわれません。大規模なオフサイト広告をおこなう場合、これらの環境ではユーザーとサードパーティの統合先は同期されません。また、収集された大量のメディアインプレッションデータによって、アドレス可能なオーディエンスの数が少なくなることがあります。

アドレス可能なオーディエンスを使用したトラブルシューティング

Addressable Audiencesはマッチ率を割り出すだけでなく、トラブルシューティングのツールとしても使用できます。
例えば、宛先にセグメントを送ったところ、その宛先についてレポートされた数値が低かったとします。Addressable Audienceの結果を確認することで、これが技術的な問題なのか、または単にマッチ率が低いだけなのかがわかります。低いマッチ率は、選択したセグメントに対して宛先が適切でないことを示します。しかし、Audience Manager と宛先の間でアドレス可能なオーディエンスの合計数の違いがある場合、それは統合や同期などの技術的問題があることを示しています。その場合、担当のアカウントマネージャーにお問い合わせください。