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実用的なログファイル

Actionable Log Files を使用すれば、広告サーバーログファイルからメディアデータをキャプチャし、Audience Manager でそのデータを使用して特性を作成することができます。 ピクセル を追加することなく、インプレッション、クリック数およびコンバージョンを特性として広告サーバーから取得できるようになります。
テキストスタイル( monospaced text 斜体 、括弧 [ ] ( ) 、その他)コード要素およびオプションを表します。詳しくは、 コードおよびテキスト要素のスタイル規則 を参照してください。

目的

Actionable Log Filesにより、インプレッション数、クリック数およびコンバージョン数を広告サーバーから効率的に取得できます。Audience Manager にキャンペーン属性を送信するために手動でメディアピクセルを埋め込むことなく、この情報をユーザーのセグメント化に使用できます。

はじめに

Actionable Log Files を開始するには、Audience Manager にログデータを読み込む必要があります。以下のリンクは、使用を開始するのに役立ちます。
既にログデータを Audience Manager に読み込んでいる場合は、担当の Audience Manager コンサルタントまたは カスタマーサポート にお問合せいただき、Actionable Log Files を有効化してもらってください。
2019 年末に、Actionable Log Files は新しい広告サーバーのアベイラビリティの拡大を開始します。開始するには、担当の Audience Manager コンサルタントまたは カスタマーサポート にお問合せください。

実用的なログファイルの使用

Actionable Log Filesを使用すると、Web サイトでのリアルタイムなインタラクションの場合と同じ方法でコウコクサーバーログの情報を Audience Manager に取り込むことができます。Audience Manager と広告サーバーログストレージを接続してログの情報を解析し、ログデータを実用的なシグナルとしてアドビの データ収集サーバー に送信します。
実用的なシグナルを取得するためには、ルールベースの特性を設定する必要があります。 Audience Manager UI または 一括管理ツール のいずれかを使用して、ルールベースの特性を設定する方法を参照してください。ルールベースの特性で使用できるすべてのキーのリストを参照するには、 実用的なシグナル の節までスクロールしてください。
ピクセル呼び出し の​ 代わりに Actionable Log Files を実装することを強くお勧めします。両方のオプションを使用することは、特性の頻度が多くカウントされるため推奨されません。

実用的なシグナル

シグナルは、Audience Manager の 最小データ単位 です。Actionable Log Filesを使用することで、広告サーバーログのシグナルとして、インプレッションイベント、クリックイベント、およびコンバージョンイベントにおける広告主、ビジネスユニット、クリエイティブ、およびキャンペーン値を取得できます。
この情報をオーディエンスの作成およびセグメント化に使用する場合、自分でルールベースの特性を設定する必要があることに注意してください。

Google DCM ログからの実用的なシグナル

この表は、DCM ログファイルから取得される実用的なシグナルの一覧です。
ログファイルのヘッダー名 シグナル 説明 値の例
Activity ID
d_conversion
コンバージョンイベントでのみ使用されます。
DCM のコンバージョンアクティビティの数値 ID を表します。このフィールドは、DCM のアクティビティ ID とマッピングされます。
ヒント:DCM の複数または特定のコンバージョンアクティビティを取得できます。DCM の各コンバージョンアクティビティに対し、 d_conversion = activity ID を使用して特性を作成します。
24122
Conversion ID
d_conversionType
コンバージョンイベントでのみ使用されます。
このフィールドは、DCM のコンバージョン ID にマッピングされます。DCM のユーザーコンバージョンに先行するアクティビティを示します。
使用できる値は次のとおりです。
  • 1 。クリック後のコンバージョンを示します。
  • 2 。インプレッション後のコンバージョンを示します。
  • 0 。対応なし。先行するアクティビティと対応させることができないコンバージョン。
0,1,2
Event Time
d_time
インプレッションイベント、クリックイベント、コンバージョンイベントの日付と時刻(UTC タイムゾーン)。1970-01-01 00:00:00 UTC からのマイクロ秒単位で表示されます。
1570826763000
Advertiser Group ID
d_adsrc
広告主のデータソースの統合コード。Audience Manager のデータソースとは関係ありません。
このフィールドは、DCM の広告主グループ ID にマッピングされます。
134243
Advertiser ID
d_bu
事業部門 ID。このフィールドは、DCM の広告主 ID にマッピングされます。
563332
Campaign ID
d_campaign
DCM から提供されたキャンペーン ID。
7892520
Creative ID
d_creative
DCM から提供されたクリエイティブ ID。
224221
Revenue
d_revenue
売上金額(USD)を -6 の累乗で表します。1.000.000 を乗算すると、ドルの金額として表示されます。
10
-
d_event
イベントタイプを示します。Audience Manager は、DCM ログファイル名からイベントタイプを読み取り、実用的なシグナルに変換します。
使用できる値は次のとおりです。
  • インプレッション数: d_event = imp
  • クリック数: d_event = click
  • コンバージョン: d_event = conv
imp, click, conv
-
d_src
DCM データの取得に使用するデータソースの ID。 データソースの作成方法 を参照してください。
743
この表で説明されているシグナルは、Audience Manager HTTP において、リアルタイムの 呼び出しと同じように取得されます。次の呼び出しの例には、DCM のコンバージョンイベントについての情報が含まれています。必ずしも呼び出しの例にある​ すべての ​シグナルを呼び出しに含める必要はありません。
https://yourcompany.demdex.net?d_src=743&d_uuid=07955261652886032950143702505894272138&d_time=1504536233&d_event=conv&d_conversion=24122&d_conversionType=2&d_bu=3983524&d_campaign=7321391&d_adsrc=11111&d_creative=123456

平均的サイズである 2,000,000 行の DCM ログでは、実用的なシグナルから作成されたすべての特性は、ログの処理後 1 時間以内に適合されます。
DCM ログによって提供されるイベントタイムスタンプは保持され、Data Collection Serversに渡されます。
  • DCM ログファイルのデータ行からタイムスタンプが取得できなかった場合、イベントタイムスタンプとして HTTP 呼び出しの時刻を使用します。
  • DCM ログファイルのデータ行のタイムスタンプの形式が正しくない場合、その行全体が無視されます。

汎用広告サーバーログからの実用的なシグナル

まず、広告サーバーログを Amazon S3 バケットに配置する必要があります。これを達成するには、 Audience Optimization レポートおよび実用的なログファイル用のデータファイル を読んだ​ うえで 、Audience Manager コンサルタントにお問い合わせください。この表は、汎用ログファイルから取得される実用的なシグナルの一覧です。
ログファイルのヘッダー名 シグナル 説明 値の例
Event-Type
d_conversionType
コンバージョンが対応しているかどうかを示します。オプションは以下のとおりです。
  • 0 インプレッション
  • 1 クリック
  • -1 原因不明
0,1,-1
Time-Stamp
d_time
インプレッションイベント、クリックイベント、コンバージョンイベントの日付と時刻(UTC タイムゾーン)。 yyyy-MM-dd HH:mm:ss 形式を使用します。
2019-03-26 11:23:10
Advertiser-ID
d_adsrc
広告主のデータソースの統合コード。このフィールドは、 Audience Manager のデータソース とは関係ありません。
134243
BU-ID
d_bu
事業部門 ID。
563332
Campaign-ID
d_campaign
ログファイルのキャンペーン ID。
7892520
Creative-ID
d_creative
ログファイルのクリエイティブ ID。
224221
Revenue
d_revenue
獲得やその他のコンバージョン量。データタイプは浮動小数。
0.001
-
d_event
イベントタイプを示します。Audience Manager は、ログファイル名からイベントタイプを読み取り、実用的なシグナルに変換します。 ログファイルの命名規則 を参照してください。
使用できる値は次のとおりです。
  • インプレッション数: d_event = imp
  • クリック数: d_event = click
  • コンバージョン: d_event = conv
imp, click, conv
-
d_src
ログデータの取得に使用するデータソースの ID。 データソースの作成方法 を参照してください。
743
この表で説明されているシグナルは、Audience Manager HTTP において、リアルタイムの 呼び出しと同じように取得されます。必ずしも呼び出しの例にある​ すべての ​シグナルを呼び出しに含める必要はありません。
https://yourcompany.demdex.net?d_src=743&d_uuid=07955261652886032950143702505894272138&d_time=1504536233&d_activity=1234&d_creative=24122&d_placemebt=3442&d_bu=3983524&d_campaign=7321391&d_adsrc=11111

ユースケース

Actionable Log Filesを実装するメリットの 1 つは、実用的なシグナルを含んだあらゆる ルールベースの特性 最新性と頻度 の制御を適用できることです。これによって、例えば、メディアキャンペーン内で特定のクリエイティブがあるユーザーに対して表示される回数を制限するフリークエンシーキャップを有効にできます。この方 法については、「 Instant Cross-Device Suppression 」を参照してください。他にも以下のようなユースケースがあります。

ユーザーの再ターゲット化

クリエイティブ 123 が表示されたもののクリックまたはコンバージョンが発生しなかったユーザーを再ターゲットし、クリエイティブ 456 を表示するには、以下の手順に従います。
  1. クリエイティブが表示されたユーザーを取得する特性を作成します。例えば、特性の名前を Creative Trait 123 としたとします。次の特性ルールを使用します。
    d_creative == 123 AND d_event == imp
  2. クリックまたはコンバージョンをおこなうユーザーを取得する特性を作成します。例えば、この特性の名前を Click and Converter としたとします。次の特性ルールを使用します。
    d_event == click OR d_event=conv
  3. クリエイティブ 123 が表示されたものの、クリックまたはコンバージョンが発生しなかったユーザーを割り当てるセグメントを作成します。そのセグメントの名前を Retarget Users とし、次のセグメントルールを使用します。
    Creative Trait 123 AND NOT Click and Converter
  4. セグメント Retarget Users を宛先にマッピングし、クリエイティブ 456 を使用して宛先のユーザーをターゲット化します。

Audience Optimization レポートまたは Audience Lab で DCM フラッドライトアクティビティを使用

Floodlight タグ を使用することで、広告主はユーザーのコンバージョンを追跡できます。Actionable Log Filesを使用することで、 Audience Optimization レポート または Audience Lab で DCM コンバージョンを追跡できます。
  1. 特性を作成し、広告サーバーログからコンバージョンを取得する次の特性ルールを使用します。
    d_event == conv AND d_conversion == 123
    Audience Manager UIで特性を作成する場合は、Event TypeとしてConversionを選択します。
  2. 特性の作成後、Audience Optimization ReportsおよびAudience Labでコンバージョンのレポートが開始されます。