テクニカルワークフロー technical-workflows

テクニカルワークフローは、Adobe Campaign に標準搭載されています。テクニカルワークフローは、サーバー上で定期的に実行されるようにスケジュールされた処理またはジョブです。

データベースの保守作業を実行し、配信の追跡情報を利用して、配信上の仮ジョブを更新できます。

機能管理者は、Administration > Application settings > Workflows メニューからテクニカルワークフローにアクセスできます。

NOTE
機能管理者は、テクニカルワークフローを再起動または一時停止したり、プロパティと構造を変更することができます。

テクニカルワークフローのリスト list-of-technical-workflows

テクニカルワークフローは、Adobe Campaign でセルフトリガーのバックグラウンドプロセスと技術的プロセスの処理に使用されます。

ラベル
ID
説明
A/B テスト
abTesting
このワークフローは、各バリアントのトラッキングログを分析します。A/B テスト期間の終了時に、最も効果が高いバリアントを自動的に計算します。デフォルトでは、毎日実行されます。
請求
billing
システムアクティビティレポートを「請求」ユーザーにメールで送信します。デフォルトでは、毎日午前 1 時に自動的に実行されます。
データベースのクリーンアップ
cleanup
このワークフローは、データベースのメンテナンスワークフローです。各種の統計とプロセスを実行し、定義された設定に従って、古いデータをデータベースから削除します。デフォルトでは、毎日午前 4 時に自動的に実行されます。
予測
forecasting
このワークフローは、暫定予測に保存されている配信の分析を実行します(暫定ログの作成)。デフォルトでは、毎週月曜日の午前 1 時に実行されます。
共有オーディエンスのインポート
importSharedAudience
このワークフローは、Adobe Campaign にインポートされた Adobe Experience Cloud オーディエンスデータを同期します。デフォルトでは、1 時間ごとに実行されます。
即時レポート共有
reportSendingNow
このワークフローは、レポートの送信がスケジュールされるとすぐに実行されます。レポートは PDF ファイルに変換され、ターゲットの受信者にメールで送信されます。
KPI と Adobe Analytics との紐付け
kpiReconciliation
このワークフローは、レポートサービスから KPI を 1 日 1 回取得し、Adobe Analytics のデータと紐付けます。必要に応じて差異がプッシュされます。デフォルトでは、毎週月曜日の午前 4 時にトリガーされます。
Message Center のローカルアーカイブ
mcSynch_local
このワークフローは、リアルタイムイベントを履歴テーブルにアーカイブします。デフォルトでは、1 時間ごとに実行されます。
レポート集計
reportingAggregates
レポートで使用される集計を更新します。デフォルトでは、午前 2 時に自動的に実行されます。
KPI を Adobe Analytics と共有
kpiSharing
このワークフローは、KPI データを Adobe Campaign Standard から Adobe Analytics に 15 分ごとにプッシュします。
Launch と同期
SyncWithLaunch
このワークフローは、Adobe Campaign Standardで読み込まれたタグモバイルプロパティを同期します。 これは 15 分ごとに実行されます。
トラッキングログの復元
SyncWithLaunch
このワークフローは、Adobe Campaign Standardで読み込まれたタグモバイルプロパティを同期します。 これは 15 分ごとに実行されます。
トラッキングログを復元
trackingLogRecovery
このワークフローは、失われたトラッキングログを復元します。 このテクニカルワークフローは、特定のコンテキストで使用され、Adobe内部での使用のみに制限されます。
デフォルトでは、10 分ごとに実行されます。
配信実行情報の更新
updateDeliveryExecInfo
このワークフローは、broadLog とトラッキングログをローカルデータベースにコピーします。 デフォルトでは、10 分ごとに実行されます。
配信インジケーターの更新
updateDeliveryIndicators
このワークフローは、配信の KPI(主要業績評価指標)を更新します。デフォルトでは、1 時間ごとに実行されます。
イベントステータスを更新
updateEventsStatus
このワークフローでは、ステータスをイベントに関連付けることができます。次のイベントステータスを使用できます。
保留:イベントはキューに入っています。イベントにはまだメッセージテンプレートが割り当てられていません。
配信待ち:イベントはキューに入っていて、メッセージテンプレートが割り当てられ、配信による処理中です。
送信済み:このステータスは配信ログからコピーされます。これは配信が送信されたことを意味しています。
配信で無視:このステータスは配信ログからコピーされます。これは配信が無視されたことを意味しています。
配信に失敗:このステータスは配信ログからコピーされます。これは配信が失敗したことを意味しています。
処理不可なイベント:イベントをメッセージテンプレートにリンクすることができませんでした。イベントの処理はおこなわれません。
配信品質の更新
deliverabilityUpdate
バウンスルールの選定ルールのリスト、ドメインのリスト、プラットフォームの MX のリストを作成できます。このワークフローは、HTTPS が開かれている場合にのみ機能します。デフォルトでは、午前 2 時に自動的に実行されます。
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