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クロスソリューションサービスの実装を有効にする

Experience Platform Launch を使用して Experience Cloud を最近実装した場合、顧客属性と Experience Cloud Audiences は既に設定されています。また、Admin Console でユーザーや製品を管理することもできます。
既存のお客様の場合は、ソリューションの実装を最新化し、Experience Cloud を実装する必要が出る場合があります。これにより、Adobe Analytics、Audience Manager、Adobe Target 全体で顧客属性とオーディエンス機能を活用できます。その方法として、以下をおこないます。

手順 1.Experience Cloud に加入して管理者になる

Experience Cloud に加入するために必要なことを次に示します。
適切な Adobe Analytics または Adobe Target SKU を持っていることを確認する。
  • Adobe Analytics: Standard または Premium(レガシー SiteCatalyst SKU ではない)。
  • Adobe Target: Standard または Premium。
Target の場合は、mbox.js から at.js に移行します。 at.js 1.x から at.js 2.x へのアップグレード を参照してください。
実装を最新化して管理者のプロビジョニングをおこなう。
  1. 後述の手順に従って [Experience Cloud ID サービスをデプロイ] します。
  2. アカウントマネージャーに連絡し、Experience Cloud 用のプロビジョニングプロセスを開始します。
Admin Console でユーザーと製品を管理する。

管理者ログイン

管理者になると、 experiencecloud.adobe.com でログインできます。
Experience Cloud メニューナビゲーションに「 管理 」リンクが表示されます。
ヘルプについては、 Experience Cloud ユーザーおよび製品管理 を参照してください。

ユーザーログイン

Experience Cloud にログインするには、次のことが必要です。
  1. Adobe ID(または会社の Enterprise ID)を持っている。
  2. experiencecloud.adobe.com でログインする。
  3. エンタープライズグループにマッピングされているソリューショングループに属する。
  4. 必要に応じて、ソリューションアカウントを Adobe ID にリンクする(以下で説明)。
オプション:既存のユーザーアカウントのリンク
ほとんどの場合は、既に Analytics グループなどのソリューショングループのメンバーになっているユーザーが存在するはずですが、このようなグループの管理はこれまで、Analytics/管理ツールでおこなわれていました。
これらのグループを Experience Cloud エンタープライズグループにマッピングする際、既にグループのメンバーになっているユーザーは、自分のソリューションアカウントの資格情報を自分の Adobe ID に手動でリンクする必要があります。
エンタープライズグループとソリューショングループのマッピング後、新しいユーザーは自動的にリンクされます(ソリューションの資格情報が自動的に作成されて Adobe ID にリンクされます)。
以下の節では、実装を最新化する方法を説明します。実装を最新化すると、Experience Cloud のコアサービスが有効になります。

手順 2.Experience Platform Launch または Dynamic Tag Management を使用して Experience Cloud ID サービスを実装する

Experience Cloud IDサービスは、ソリューション間の統合に使用する共通の ID を提供します。顧客属性を通じてアップロードされた CRM データに基づいて、クロスドメインの訪問者識別と、デバイス/ブラウザー横断的なターゲティングおよびパーソナライズのための手段を提供します。
Experience Cloud コアサービスを有効にする方法としては、Experience Platform Launch の Experience Cloud ID サービス拡張機能 または Dynamic Tag Management の ECID ツールを使用して、Analytics や Adobe Target に対してコアサービスを自動的にアクティブにするのが最も簡単です(Experience Platform Launch の利用を強くお勧めします)。
Experience Cloud ID サービス(以前の訪問者 ID)について詳しくは、 こちら を参照してください。
Experience Platform Launch または Dynamic Tag Management を使用しない場合
Experience Platform Launch または Dynamic Tag Management を使用しない場合は、次に示すように、JavaScript デプロイメント(VisitorAPI.js)を使用して ID サービスを手動で実装します。
タスク
説明
また、追加の 顧客 ID を設定することを推奨します。これらの ID は各訪問者に関連付けられ、Experience Cloud の現在および将来の機能を有効にします。
既存の s_code をバージョン H.27.3 以降に更新、または既存の AppMeasurement.js をバージョン 1.4 以降に更新
これらのファイルは、Analytics 管理ツールの コードマネージャー でダウンロードして入手できます(AppMeasurement.js について詳しくは、 JavaScript の実装 を参照してください)。
Analytics の顧客 ID の同期
以下の Analytics - 顧客 ID の同期 を参照してください。

Analytics と Adobe Target - 顧客 ID の同期

Analytics と Target については、Experience Cloud ID サービスを設定する際に 顧客 ID を Experience Cloud に同期させることを推奨します。
Adobe Target では、 mbox3rdpartyid から顧客 ID を取得し、それを Target に送信する必要があります(Target のヘルプで 顧客属性の操作方法 を参照してください)。
訪問者が Web サイトで認証をおこなうとき、または別の方法で本人確認をおこなうときは、その人物の CRM 顧客 ID をページまたはアプリに公開する必要があります。その後、適切な機能呼び出しを使用して、顧客 ID と Experience Cloud を同期できます。この同期によって、訪問者の CRM 顧客 ID が Experience Cloud に格納され、その顧客属性が Experience Cloud で使用できるようになります。
例えば、Bob が CRM システムに顧客 ID 52mc210tr42 を持っているとします。Bob がサイトで認証をおこなうときは、その顧客 ID をページに公開し、その顧客 ID を使用して次のいずれかの方法で同期する必要があります。
  • 訪問者 ID サービスを使用して visitor.setCustomerIDs({"crm_id":"52mc210tr42"}) を呼び出します。または、
  • prop または eVar に Customer ID (52mc210tr42) を設定します。
この顧客 ID を、顧客 ID が認識される個々の Analytics サーバー呼び出しに対して設定する必要があります。

モバイル SDK

Experience Cloud ID サービス ​の節を参照して、 Android および iOS モバイルアプリケーションで追加の顧客 ID を設定する方法の構文例を確認してください。

履歴データの属性の有効化

顧客属性データは、訪問者のログイン後に使用可能になります。まだ最新の Experience Cloud ID サービスを実装していない場合でも、顧客 ID を prop または eVar で履歴追跡していれば、Experience Cloud へのログイン履歴を送信するプロセスを要求できます。このプロセスを使用すると、顧客属性の使用をすぐに開始できます。
カスタマーケアに連絡して履歴データを有効にしてください。

手順 3.レポートスイートを Experience Cloud 組織にマッピングする

Experience Cloud サービス(Experience Cloud ID サービスや People サービスなど)は、個々の Analytics レポートスイートではなく Experience Cloud 組織に関連付けられています。これらのサービスを正しく機能させるには、各 Analytics レポートスイートを Experience Cloud 組織にマッピングする必要があります。

手順 4.(Adobe Analytics のみ)Analytics AppMeasurement コードを更新する

地域データ収集サーバー(RDC)を使用していることを確認します。データ収集ドメインが omtrdc.net の場合、または CNAME が omtrdc.net にマッピングされている場合は、RDC を使用しています。詳しくは、 RDC への移行 を参照してください。ファーストパーティ Cookie を使用している場合、データ収集 CNAME とクロスドメイン追跡については、 CNAME と Experience Cloud ID サービス を参照してください。
訪問者 API など JavaScript ライブラリを更新して Analytics の実装を最新化することが推奨されます。これをおこなう最も簡単な方法は、Dynamic Tag Management で Adobe Analytics ツールを追加し、設定方法に Automatic を指定することです。
Dynamic Tag Management で、 <Web Property Name>  /  &#x200B;概要&#x200B;  /  &#x200B;ツールを追加&#x200B;  /  Adobe Analytics  をクリックします。デプロイメントについては、Dynamic Tag Management の  Adobe Analytics の設定  を参照してください。

手順 5.(Adobe Target のみ)Adobe Target の実装を更新する

  • Experience Platform Launch で Adobe Target 拡張機能 を追加してライブラリの検索を自動化することをお勧めします。Experience Platform Launch を使用して、 Experience Cloud ID サービス拡張機能 を Adobe Target(および他のソリューション)に設定することもできます。Adobe Target でコアサービスを使用するには、Experience Cloud ID サービスのアップデートが​ 必要 ​です(Dynamic Tag Management を使用する場合は、 Adobe Target ツール を追加します。また、Dynamic Tag Management を使用して、Experience Cloud ID サービスを Adobe Target 用にデプロイすることもできます)。
  • Experience Platform Launch または Dynamic Tag Management を使用しない場合は、手動で mbox ライブラリを更新 します。
  • Adobe Analytics を Adobe Target のレポートソースとして使用するためのアクセスを要求します。処理中に同じサーバーコールで Target と Analytics のデータが結合され、これら 2 つのソリューション間で訪問者が接続されます。 Target のための Analytics の実装に関する説明 を参照してください。
    すべての Analytics ユーザーは、顧客属性などコアサービスのために既にプロビジョニングされています。Analytics ユーザーになっていないユーザーがいる場合は、そのユーザーのプロビジョニングをカスタマーケアに依頼します。

手順 6.実装の検証

Experience Cloud ID サービスがサイトに正しく実装されていることを確認するには、次の手順を実行します。
  1. Experience Cloud ID サービスに対するリクエストを確認できるように、サイトの Cookie を消去します(リクエストは最初の訪問時におこなわれ、その後は訪問者あたり約 1 週間に 1 回おこなわれます)。
  2. パケットアナライザーまたは Web ブラウザーデバッガーのネットワークパネルを使用して、dpm.demdex.net へのリクエストを検索します。
  3. 応答に d_mid と値が含まれていることを確認します(例: _setMarketingCloudFields({"d_mid":"4235... )。
  4. Analytics リクエストに mid パラメーター(Experience Cloud ID)が含まれていることを確認します。猶予期間中(有効になっている場合)には、 aid パラメーター(Analytics 訪問者 ID)も表示されます。
Experience Cloud ID を含む期待される応答:
Experience Cloud ID( mid または​ 訪問者 ID とも呼ばれます)を含んだ Analytics の画像リクエスト:
mbox リクエストの Experience Cloud ID:

猶予期間とは

Experience Cloud ID サービスをデプロイすると、新しい訪問者はデータ収集サーバーから Analytics Experience Cloud ID を受け取らなくなります。サイトの一部で Experience Cloud ID サービスの実装が終わっていない場合は、訪問者がこれらのセクションを訪問したときに、Experience Cloud ID が認識されず、訪問者には従来の Analytics 訪問者 ID が割り当てられてしまいます。その結果、訪問者数が重複してカウントされたり、誤った属性が割り当てられたりするなどの問題が生じる可能性があります。
例えば、サイトのサポートセクションを別の CMS で管理している場合は、そのセクション用に別の Analytics JavaScript ファイルを使用していることがあります。このサポートサイトに Experience Cloud ID サービスをデプロイする前にメインサイトで Experience Cloud ID をデプロイした場合は、新しい訪問者はサポートセクションの訪問時に従来の Analytics ID を受け取り、両方のサイトセクションへの訪問がそれぞれ異なる訪問としてレポートされます。
複数の JavaScript ファイルまたは他のテクノロジー(Flash など)を使用しているサイトに Experience Cloud ID サービスをデプロイすると、サイトのすべての部分で同時に Experience Cloud ID サービスを有効にする必要があるので、調整の問題が発生する可能性があります。猶予期間を設定することにより、新しい訪問者は ID サービスから引き続き Analytics 訪問者 ID を受け取るので、訪問者 ID サービスを使用するようにアップグレードされていないサイトのセクションでも、訪問者を一貫性のある形で識別できます。

手順 7.ユーザーと製品を管理する

準備が整ったら、 Admin Console に移動し、ユーザーおよび製品プロファイルを管理できます。

顧客属性

顧客属性グループに追加されたユーザーには、Experience Cloud インターフェイスの左側に「顧客属性」メニュー項目が表示されます。

手順 8.属性とオーディエンスデータの共有を開始する

次の機能を利用します。

People/顧客属性

エンタープライズ顧客データを顧客関係管理(CRM)データベースに取り込んでいる場合は、そのデータを Experience Cloud の顧客属性データソースにアップロードできます。アップロード後は、データを Adobe Analytics と Adobe Target で利用できます。
顧客属性 を参照してください。

People/オーディエンスライブラリ

Experience Cloud オーディエンスは、オーディエンスを作成したり、既存のオーディエンスを組み合わせて複合オーディエンスを作成したり、共有しているすべてのオーディエンスを表示したりできるインターフェイスです。
Audiences を参照してください。

データストレージおよびプライバシー開示

Adobe Experience Cloud 内のリアルタイムのオーディエンスプロファイルおよびその他のコアサービスを利用する場合、これらのサービスの使用は、データが保管されるデータセンター(および国)の選択に影響を与えることがあります。特に、Adobe Experience Cloud のコアサービスは Adobe Audience Manager を利用するので、People サービス内で使用されるデータは米国の Audience Manager サーバー内に存在する必要があります。
People サービスを通じて使用可能なコアサービスを利用する場合、他のアドビ製品から Audience Management に送信されるデータのタイプは、次のようになります。
  • Analytics キーと値のペア(prop、eVar、リスト変数、その他)。デフォルトでは、ログの行には、IP の最終オクテット(IP アドレスが Adobe Analytics の IP の不明化設定で変更されていないと仮定)を含む IP アドレスが含まれます。
  • Audience Manager に設定されたルールに基づいて訪問者が資格を得る特徴とセグメント。
  • (オプション)お使いの ID のうちの 1 つまたは複数。ID サービスの導入に応じて、CRM ID またはハッシュの電子メールアドレスなど、お使いの ID のうち 1 つまたは複数が送信されることもあります。このデータが Adobe Analytics に送信されると、Adobe Audience Management に転送されます。個人データを Adobe Analytics に提供しないことを推奨します。代わりに、アドビに送付する前に、一方向のハッシュを使用してデータをマスクします。
  • バックエンドのセグメント共有機能を使用した、Analytics から取得されるセグメント。
  • サードパーティ Cookie がブロックされない場合、demdex.net Cookie が設定されます。 AMCV_###@AdobeOrg ファーストパーティ Cookie は、常に Experience Cloud ID サービスを使用して設定されます。
これらすべてのデータ要素は、ログファイルの形式で Adobe Audience Manager に配信されます。Audience Manager は、このデータを米国内で処理および格納します。Audience Manager は、このデータを米国外に格納または処理するオプションは提供しません。