評価段階 evaluation

製品アップデートウィザードの最初のフェーズは、ウィザード内で直接パターン検出を使用してアップグレードの複雑さを評価する​ 評価 ​フェーズです。このステップの最後で、評価レポートにアクセスできます。

生成されたレポートでは、次のパターンを検出することで、オーサーインスタンスのアップグレードが適格かどうかを確認できます。

  • アップグレードによって影響を受ける、または上書きされる領域に関する特定のルールに違反します。

  • 新しいバージョンの AEM と下位互換性がない AEM 6.x の機能や API を使用すると、アップグレード後に破損する可能性があります。

このレポートは、Adobe Experience Manager(AEM)6.5 へのアップグレードに含まれる開発作業の評価として機能します。

NOTE
パターン検出について詳しくは、パターン検出を使用したアップグレードの複雑性の評価を参照してください。

評価の実行 running

パターン検出はどのような環境でも実行できます。ただし、検出率を高め、ビジネスクリティカルなインスタンスの速度低下を回避するために、Cloud Manager はオーサーインスタンスのステージング環境でパターン検出を実行します。

次の手順に従って、評価レポートを生成します。

  1. 製品アップデートウィザードドキュメントの説明に従って、ウィザードを起動します。

  2. 評価を実行」をクリックします。

    評価を実行

  3. ウィザードから、アクションのステータスが通知されます。評価レポートの生成中に、進行中 ​または​ 完了 ​が適宜表示されます。

  4. レポートが生成されたら、「レポートのダウンロード」をクリックしてコピーを保存できます。

    作成されたレポート

Cloud Manager における製品アップデートウィザードの現在のリリースでは、評価 ​段階のみサポートされています。修正実行検証完了 ​の 4 段階は、現在準備中です。

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