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ビデオ

ここでは、Dynamic Media でのビデオの操作方法について説明します。

クイックスタート:ビデオ

次のワークフローの手順説明は、Dynamic Media 内のアダプティブビデオセットをすぐに使い始めることを目的としたものです。各手順に続いて、詳しい説明のあるトピックの見出しへのリンクが記載されています。
Dynamic Media のビデオを操作する前に、AEM 管理者が既に Dynamic Media Cloud Services を有効にして設定を完了していることを確認してください。
  1. 次の手順を実行して、 Dynamic Media ビデオをアップロードします
  2. 次のいずれかの操作をおこなって、 Dynamic Media ビデオを管理します。
* [Manage viewer presets](/help/assets/dynamic-media/managing-viewer-presets.md)
    * [Publishing assets](/help/assets/dynamic-media/publishing-dynamicmedia-assets.md)
    
    * Work with video metadata

* Edit the properties of video such as the title, description, and tags, custom metadata fields:
    [Editing video properties](/help/assets/manage-digital-assets.md#editing-properties)
    
    * [Managing metadata for digital assets](/help/assets/manage-metadata.md)
    * [Metadata schemas](/help/assets/metadata-schemas.md)
    
    * Review, approve, and annotate videos, and maintain full version control
    
    * [Annotating videos](/help/assets/manage-video-assets.md#annotate-video-assets) or [Annotating assets](/help/assets/manage-digital-assets.md#annotating)
    
    * [Creating a version](/help/assets/manage-digital-assets.md#asset-versioning)
    * [Starting a workflow on an asset](/help/assets/manage-digital-assets.md#starting-a-workflow-on-an-asset)

* [Review folder assets](/help/assets/bulk-approval.md)
    * [Projects](/help/sites-cloud/authoring/projects/overview.md)

  1. 次のいずれかの操作をおこなって、 Dynamic Media ビデオを公開します。

Dynamic Media でのビデオの操作

Dynamic Media のビデオは、高品質のアダプティブビデオを簡単に公開して、デスクトップ、iOS、Android、Blackberry、Windows などのモバイルデバイスを含む複数の画面にストリーミングするためのエンドツーエンドのソリューションです。アダプティブビデオセットでは、同じビデオを、400 kbps、800 kbps、1000 kbps などの様々なビットレートと形式でエンコードしたバージョンにグループ分けします。デスクトップコンピューターまたはモバイルデバイスによって、利用可能な帯域幅が検出されます。
例えば、iOS モバイルデバイスでは、3G、4G、Wi-Fi などの帯域幅が検出されます。次に、アダプティブビデオセット内の様々なビデオのビットレートの中から、適切なエンコード済みビデオが自動的に選択されます。そのビデオが、デスクトップ、モバイルデバイスまたはタブレットにストリーミングされます。
さらに、デスクトップまたはモバイルデバイスでネットワーク状況が変化した場合に、ビデオ品質が自動的に、動的に切り替えられます。また、デスクトップが全画面表示モードに切り替わった場合、アダプティブビデオセットがより高い解像度を使用するように応答するので、ユーザーの閲覧エクスペリエンスが向上します。アダプティブビデオセットを使用すると、Dynamic Media ビデオを複数の画面とデバイスで再生するユーザーにとって最適な再生方法が提供されます。
再生または再生時に選択するエンコード済みビデオの決定に、ビデオプレーヤーが使用するロジックは、次のアルゴリズムに基づきます。
  1. ビデオプレーヤーは、プレーヤー自体の「初期ビットレート」に設定されている値に最も近いビットレートで、初期ビデオフラグメントを読み込みます。
  2. ビデオプレーヤーは、帯域幅の速度の変化に応じて、次の条件に従って切り替わります。
    1. プレーヤーは、見積もり帯域幅を超えない範囲内で、最も高い帯域幅でのストリームを選択します。
    2. プレーヤーは、使用可能な帯域幅の 80%ほどを見積もります。ただし、使用可能な帯域幅が上昇した場合は、帯域幅を大きく見積もりすぎてすぐに元の帯域幅に戻ることを防ぐために、より控えめな 70%ほどの見積もりとなります。
アルゴリズムの技術情報について詳しくは、 https://android.googlesource.com/platform/frameworks/av/+/master/media/libstagefright/httplive/LiveSession.cpp を参照してください。
1 つのビデオおよびアダプティブビデオセットの管理では、次の方法がサポートされています。
  • サポートされる各種ビデオ形式およびオーディオ形式のビデオをアップロードして、複数の画面での再生用にビデオを MP4 H.264 形式へとエンコードすること。事前定義済みのアダプティブビデオセット、1 つのビデオのエンコーディングプリセットを使用するか、独自のエンコーディングをカスタマイズしてビデオの品質とサイズを制御することができます。
    • アダプティブビデオセットが生成される場合、そのセットには MP4 ビデオが含まれます。
    • 注意 :マスター/ソースビデオはアダプティブビデオセットには追加されません。
  • すべての HTML5 ビデオビューアでのビデオキャプション。
  • 効率的なビデオアセット管理のための、メタデータが完全にサポートされたビデオの整理、参照および検索。
  • Web やデスクトップおよびモバイルデバイス(iPhone、iPad、Android、Blackberry および Windows Phone を含む)へのアダプティブビデオセットの配信。
アダプティブビデオのストリーミングは、各種 iOS プラットフォームでサポートされています。詳しくは、 Scene7 ビューアリファレンスガイド を参照してください。
Dynamic Media では、MP4 H.264 ビデオのモバイルビデオ再生がサポートされています。このビデオ形式をサポートする Blackberry デバイスについては、 Blackberry でサポートされているビデオ形式 のページで確認できます。
このビデオ形式をサポートする Windows デバイスについては、 Windows Phone でサポートされているビデオ形式 で確認できます。
  • Dynamic Media ビデオビューアプリセットを使用してビデオを再生します。このビューアプリセットには、次のビューアが含まれます。
    • 1 つのビデオのビューア
    • ビデオコンテンツと画像コンテンツの両方を組み合わせた混在メディアビューア
  • 自社ブランドのニーズに合わせてビデオプレーヤーを設定します。
  • 単純な URL か埋め込みコードを使用して、ビデオを Web サイト、モバイルサイトまたはモバイルアプリケーションに統合します。
詳しくは、 動的なビデオ再生 の例を参照してください。
『Adobe Scene7 ビューアリファレンスガイド』の AEM および Scene7 のビューア および AEM Assets 専用のビューア も参照してください。

ベストプラクティス:HTML5 ビデオビューアの使用

Dynamic Media の HTML5 ビデオビューアプリセットは堅牢なビデオプレーヤーです。このプリセットを使用すれば、HTML5 ビデオ再生でよくある問題や、モバイルデバイスに関する問題(アダプティブストリーミング配信機能がない、デスクトップブラウザーの対応状況が限定的であるなど)の多くを回避することができます。
プレーヤーのデザイン側から見れば、ビデオプレーヤーの全機能を、標準の Web 開発ツールでデザインできます。例えば、HTML5 と CSS を使用して、ボタン、コントロールおよびカスタムのポスター画像背景をデザインして、カスタマイズした表示によって顧客に対応することができます。
ビューアの再生側から見れば、ビューアによってブラウザーのビデオ機能が自動的に検出されます。その後、HLS(HTTP ライブストリーミング)を使用してビデオが配信されます。HLS はアダプティブビデオストリーミングとも呼ばれます。または、これらの配信方法が使用できない場合は、HTML5 プログレッシブが代わりに使用されます。
HTML5 と CSS を使用して再生コンポーネントをデザインできる機能、埋め込み再生の機能、ブラウザーの機能に応じてアダプティブストリーミングまたはプログレッシブストリーミングを使用できる機能を 1 つのプレーヤーにまとめることで、リッチメディアコンテンツを配信する範囲をデスクトップユーザーとモバイルユーザーの両方に拡大して、ビデオエクスペリエンスを効率化することができます。
『Adobe Scene7 ビューアリファレンスガイド』の HTML5 ビューアについて も参照してください。

HTML5 ビデオビューアを使用した、デスクトップコンピューターおよびモバイルデバイス上でのビデオ再生

デスクトップおよびモバイルへのアダプティブビデオストリーミングの場合、ビットレートの切り替えに使用されるビデオは、アダプティブビデオセット内のすべての MP4 ビデオに基づいています。
ビデオ再生は、HLS(HTTP ライブストリーミング)かプログレッシブビデオダウンロードを使用しておこなわれます。6.0、6.1、6.2 など以前の AEM バージョンでは、ビデオは HTTP 上でストリーミングされました。
一方、AEM 6.3 以降では、DM ゲートウェイサービスの URL が常に HTTPS も使用するので、ビデオは HTTPS でストリーミングされるようになりました(つまり HLS)。このデフォルトの動作はユーザーに影響しません。つまり、ブラウザーでサポートされていない場合を除き、ビデオストリーミングは常に HTTPS 上でおこなわれます(以下の表を参照してください)。したがって、次のようになります。
  • HTTPS Web サイトが HTTPS ビデオストリーミングに対応している場合は、ストリーミングが適しています。
  • HTTP Web サイトが HTTPS ビデオストリーミングに対応している場合は、ストリーミングが適しており、Web ブラウザーから混合コンテンツに関する問題は発生しません。
HLS は、アダプティブビデオストリーミングの Apple 標準で、ネットワーク帯域幅のキャパシティに応じて再生を自動的に調整します。また、HLS では、ビデオの残りのダウンロードを待たずに、ビデオ内の任意のポイントを「シーク」できます。
プログレッシブビデオは、ユーザーのデスクトップシステムやモバイルデバイスにダウンロードしてローカルに保存することで配信されます。
次の表に、デバイス、ブラウザー、およびデスクトップコンピューターやモバイルデバイスでの Scene7 ビデオビューアによるビデオの再生方法を示します。
デバイス ブラウザー ビデオ再生モード
デスクトップ Internet Explorer 9 および 10 プログレッシブダウンロード。
デスクトップ Internet Explorer 11+ Windows 8 および Windows 10 では、HLS が要求されるたびに HTTPS を強制的に使用します。既知の制約事項:このブラウザー/オペレーティングシステムの組み合わせでは、HLS での HTTP は機能しません。 Windows 7 - プログレッシブダウンロード。HTTP プロトコルと HTTPS プロトコルの選択には標準的なロジックが使用されます。
デスクトップ Firefox 23~44 プログレッシブダウンロード。
デスクトップ Firefox 45 以降 HLS
デスクトップ Chrome HLS
デスクトップ Safari(Mac) HLS
モバイル Chrome(Android 6 以前) プログレッシブダウンロード。
モバイル Chrome(Android 7 以降) HLS
モバイル Android(デフォルトブラウザー) プログレッシブダウンロード。
モバイル Safari(iOS) HLS
モバイル Chrome(iOS) HLS
モバイル Blackberry HLS

Dynamic Media ビデオソリューションのアーキテクチャ

次の図に、アップロード後、(Dynamic Media Hybrid モードの)DMGateway によってエンコードされ、公開されるビデオのオーサリングワークフローの全体像を示します。

ビデオのハイブリッド公開アーキテクチャ

ビデオエンコーディングのベストプラクティス

Dynamic Media を有効にし、ビデオクラウドサービスを設定済みの場合、 Dynamic Media エンコードビデオ ​ワークフローがビデオをエンコードします。このワークフローは、ワークフローの処理履歴とエラー情報を取り込みます。詳しくは、 ビデオエンコーディングと YouTube への公開の進行状況の監視 を参照してください。Dynamic Media を有効にし、ビデオクラウドサービスを設定済みの場合、ビデオをアップロードすると、 Dynamic Media エンコードビデオ ​ワークフローが自動的に有効になります(Dynamic Media を使用していない場合は、 DAM アセットの更新 ​ワークフローが有効になります)。
ここでは、ソースビデオファイルのエンコードにおけるベストプラクティスのヒントを説明します。
ビデオエンコーディングに関するアドバイスについては、以下を参照してください。

ソースビデオファイル

ビデオファイルをエンコードするときは、可能な限り最高品質のソースビデオファイルを使用します。以前にエンコードされたビデオファイルの使用は避けてください。そのようなファイルは既に圧縮済みで、さらにエンコードすると標準を下回る品質のビデオが作成されるからです。
次の表に、ソースビデオファイルのエンコード前の推奨サイズ、縦横比および最小ビットレートを示します。
サイズ
縦横比
最小ビットレート
1,024 X 768
4:3
4,500 kbps(ほとんどのビデオ)
1,280 X 720
16:9
3,000~6,000 kbps(ビデオ内のモーションの量に応じて調整)
1,920 X 1,080
16:9
6,000~8,000 kbps(ビデオ内のモーションの量に応じて調整)

ファイルのメタデータの取得

ビデオ編集ツールを使用してメタデータを参照するか、メタデータ取得用のアプリケーションを使用して、ファイルのメタデータを取得することができます。以下は、サードパーティアプリケーションの MediaInfo を使用してビデオファイルのメタデータを取得する手順です。
  1. 次の Web ページにアクセスします。 https://mediainfo.sourceforge.net/en/Download
  2. GUI バージョンのインストーラーを選択してダウンロードし、インストール手順に従って操作します。
  3. インストールの完了後、ビデオファイルを右クリックして(Windows のみ)MediaInfo を選択するか、MediaInfo を開いてビデオファイルをアプリケーションにドラッグします。ビデオの幅、高さ、fps を含む、ビデオファイルに関連するすべてのメタデータが表示されます。

縦横比

マスタービデオファイルのビデオエンコーディングプリセットを選択または作成するときには、マスタービデオファイルと同じ縦横比をプリセットに使用してください。縦横比とは、ビデオの高さに対する幅の比率のことです。
ビデオファイルの縦横比を求めるには、ファイルのメタデータを取得し、そのファイルの幅と高さを記録します(前述のファイルのメタデータの取得を参照してください)。さらに、次の式を使用して縦横比を計算します。
幅/高さ = 縦横比
次の表に、この式の解を一般的な縦横比に変換した結果を示します。
式の解
縦横比
1.33
4:3
0.75
3:4
1.78
16:9
0.56
9:16
例えば、幅 1,440、高さ 1,080 のビデオの縦横比は 1,440/1,080、つまり 1.33 になります。このビデオファイルをエンコードするには、縦横比 4:3 のビデオエンコーディングプリセットを選択します。

ビットレート

ビットレートとは、1 秒間のビデオ再生を作成するためにエンコードされるデータの量です。ビットレートは、1 秒あたりのキロビット数(Kbps)の単位で測定します。
すべてのコーデックで非可逆圧縮が使用されるので、ビットレートは、ビデオ品質における最も重要な要素となります。非可逆圧縮では、ビデオファイルの圧縮率が高いほど、ビデオの品質は低下します。したがって、他の特性(解像度、フレームレートおよびコーデック)がすべて等しい場合は、ビットレートが低いほど、圧縮ファイルの品質は低下します。
ビットレートエンコーディングは 2 種類あり、そのどちらかを選択できます。
  • 固定ビットレートエンコーディング (CBR) - CBR エンコーディングでは、ビットレートまたは 1 秒あたりのビット数が、エンコーディングプロセス全体で同じ数値に維持されます。CBR エンコーディングでは、設定されているデータレートが、ビデオ全体での設定値として使用されます。また、CBR エンコーディングでは、メディアファイルの品質は最適化されませんが、その分、空き容量の節約になります。ビデオ全体に同じようなモーションレベルが含まれている場合は、CBR を使用します。CBR は、ビデオコンテンツのストリーミングに最も一般的に使用されています。 カスタムで追加するビデオエンコーディングパラメーターの使用 も参照してください。
  • 可変ビットレートエンコーディング (VBR) - VBR エンコーディングでは、圧縮形式で必要となるデータに基づいて、データのレートが設定した下限から上限の範囲内で調整されます。つまり、VBR エンコーディングプロセスでは、メディアファイルのビットレートが、そのニーズに応じて動的に増減します。VBR は、CBR よりエンコードに時間がかかりますが、生成されるメディアファイルは最高品質となります。VBR は、ビデオコンテンツの HTTP プログレッシブ配信に最も一般的に使用されます。
VBR と CRB のどちらを使用するべきかVBR と CBR のどちらを選択するべきかという話になると、ほとんどの場合、メディアファイルには VBR を使用することをお勧めします。VBR は、優位性のあるビットレートで CBR より高品質のファイルを生成します。VBR を使用するときは、2 パスエンコーディングを使用し、最大ビットレートをターゲットビデオのビットレートの 1.5 倍に設定してください。
ビデオエンコーディングプリセットを選択するときには、ターゲットのエンドユーザーの接続速度を考慮してください。その速度の 80%のデータレートを持つプリセットを選択してください。例えば、ターゲットのエンドユーザーの接続速度が 1,000 Kbps の場合の最適なプリセットは、ビデオデータレートが 800 Kbps のプリセットです。
次の表に、一般的な接続速度のデータレートを示します。
速度(Kbps)
接続タイプ
256
ダイアルアップ接続。
800
一般的なモバイル接続。この接続では、3G エクスペリエンス向けに 400~800 の範囲のデータレートがターゲットとなります。
2,000
一般的なブロードバンドデスクトップ接続。この接続では、800~2,000 Kbps の範囲のデータレートがターゲットとなります。大部分のターゲットは、平均 1,200~1,500 Kbps です。
5,000
一般的な高帯域幅接続。この高帯域幅の範囲でのエンコードは推奨されません。ほとんどのユーザーに対して、この速度でビデオを配信することはできません。

解像度

「解像度」は、ビデオファイルの高さと幅をピクセル単位で表したものです。ほとんどのソースビデオは、1,920 x 1,080 などの高解像度で保存されます。ストリーミング用のソースビデオは、比較的低い解像度(640 x 480 以下)に圧縮されます。
解像度とデータレートは、ビデオの品質を決める、一体的な関連を持つ 2 つの要素です。同じビデオ品質を維持するには、ビデオファイル内のピクセル数が多いほど(解像度が高いほど)、データレートを高くする必要があります。例えば、320 x 240 の解像度と 640 x 480 の解像度のビデオファイルにおけるフレームあたりピクセル数を考察すると、次のようになります。
解像度
フレームあたりピクセル数
320 x 240
76,800
640 x 480
307,200
640 x 480 のファイルのフレームあたりピクセル数は 4 倍あります。これら 2 つの解像度例で同じデータレートを達成するには、640 x 480 のファイルに対して 4 倍の圧縮率を適用します。その結果、ビデオの品質が低下する可能性があります。つまり、250 Kbps のビデオデータレートの場合、320 x 240 の解像度では高品質の表示が可能ですが、640 x 480 の解像度では高品質の表示は期待できません。
一般に、高いデータレートを使用するほど、ビデオの画質は良くなり、高い解像度を使用するほど、その画質を維持するために必要になるデータレートも(解像度が低い場合と比較して)増加します。
解像度とデータレートには関連があるので、ビデオをエンコードする際には次の 2 つの方法から選択できます。
  • データレートを選択してから、選択したデータレートできれいに表示される最高の解像度でエンコードします。
  • 解像度を選択してから、選択した解像度で高品質のビデオを配信するために必要になるデータレートでエンコードします。
マスタービデオファイルのビデオエンコーディングプリセットを選択(または作成)する場合は、次の表を使用して正しい解像度をターゲットにします。
解像度
高さ(ピクセル)
画面サイズ
240p
240
ごく小さな画面
300p
300
小型の画面(一般にモバイルデバイス用)
360p
360
小型の画面
480p
480
中型の画面
720p
720
大型の画面
1080p
1080
高画質の大型の画面

Fps(1 秒あたりのフレーム数)

日本および米国では、ほとんどのビデオは 1 秒あたりのフレーム数(fps)が 29.97 で撮影されます。また、ヨーロッパでは、ほとんどのビデオが 25 fps で撮影されます。映画は 24 fps で撮影されます。
マスタービデオファイルの fps レートに一致するビデオエンコーディングプリセットを選択します。例えば、マスタービデオが 25 fps の場合は、25 fps のエンコーディングプリセットを選択します。デフォルトでは、すべてのカスタムエンコーディングでマスタービデオファイルの fps が使用されます。そのため、ビデオエンコーディングプリセットを作成するときに、fps 設定を明示的に指定する必要はありません。

ビデオエンコーディングのサイズ

最適化の理由で、ソースビデオのサイズがエンコードされるすべてのビデオの整数倍になるようなエンコーディングのサイズを選択してください。
この比率を計算するために、ソースの幅をエンコードの幅で割って幅の比率を求めます。次に、ソースの高さをエンコードの高さで割って高さの比率を求めます。
結果の比率が整数の場合は、ビデオが最適なサイズで縮小されます。結果の比率が整数でない場合は、ディスプレイに圧縮による副作用のピクセルが残存して、ビデオの品質に影響を及ぼします。この影響は、ビデオにテキストが含まれる場合に特に目立ちます。
例として、1,920 x 1,080 のソースビデオを取り上げます。次の表の 3 つのエンコードされたビデオは、使用すべき最適なエンコーディング設定です。
ビデオタイプ
幅 x 高さ
幅の比率
高さの比率
ソース
1,920 x 1,080
1
1
エンコード
960 x 540
2
2
エンコード
640 x 360
3
3
エンコード
480 x 270
4
4

エンコードされたビデオのファイル形式

Dynamic Media では、MP4 H.264 ビデオエンコーディングプリセットの使用を推奨しています。MP4 ファイルでは H.264 ビデオコーデックが使用されるので、高品質のビデオを圧縮されたファイルサイズで作成することができます。

YouTube へのビデオの公開

以前作成した YouTube チャンネルに、オンプレミス AEM ビデオアセットを直接公開できます。
ビデオアセットを YouTube に公開するには、タグを使用して AEM Assets をセットアップします。これらのタグを YouTube チャンネルに関連付けます。ビデオアセットのタグが YouTube チャンネルのタグと一致する場合、ビデオが YouTube に公開されます。YouTube への公開は、関連するタグが使用されている限り、ビデオの通常公開と一緒におこなわれます。
YouTube は独自のエンコーディングをおこないます。そのため、AEM にアップロードされた元のビデオファイルは、Dynamic Media のエンコードで作成されたビデオレンディションではなく YouTube に公開されます。Dynamic Media を使用してビデオを処理する必要はありませんが、再生にビューアプリセットが必要な場合は、それがおこなわれます。
ビデオ処理プロファイルをスキップして YouTube に直接公開すると、AEM Assets のビデオアセットに対して、表示可能なサムネールが作成されない可能性があります。また、エンコードされていないビデオは、Dynamic Media のアセットタイプのいずれでも動作しないことを意味します。
ビデオアセットの YouTube サーバーへの公開において、YouTube との安全でセキュアなサーバー間認証をおこなうには、次のタスクを実行する必要があります。

Google Cloud 設定

YouTube に公開するには、Google アカウントが必要です。Gmail のアカウントを持っている場合は、既に Google アカウントも所有しています。Google アカウントがない場合も、簡単に作成できます。Google アカウントが必要な理由として、YouTube へのビデオアセットの公開時に秘密鍵証明書が必要になります。既にアカウントを作成済みの場合は、このタスクをスキップして YouTube チャンネルの作成 タスクに進んでください。
Google Cloud で使用するアカウントと YouTube に使用する Google アカウントは、必ずしも同じである必要はありません。
Google ではユーザーインターフェイスが定期的に変更されることに注意してください。そのため、YouTube にビデオを公開する手順は、以下の手順とは少し異なる場合があります。これは、ビデオが YouTube にアップロードされるかどうかを確認する場合にも当てはまります。
以下の手順は、このドキュメントを執筆している時点で正確なものです。Google は、Web サイトを予告なく定期的に更新します。そのため、以下の手順は、最新の手順とは少し異なる場合もあります。
Google Cloud を設定するには:
  1. 新しい Google アカウントを作成します。 https://accounts.google.com/SignUp?service=mail
    既に Google アカウントを持っている場合は、次のステップに進んでください。
  2. https://cloud.google.com/ にアクセスします。
  3. Google Cloud ページの右上隅付近にある、「 コンソール 」をクリックします。
    必要に応じて、Google アカウントの資格情報を使用して​ ログイン ​し、「] コンソール [」オプションの確認が必要になる場合があります。
  4. ダッシュボードページで、 Google Cloud Platform の右側にある「プロジェクト」ドロップダウンリストをクリックして、プロジェクトの選択ダイアログボックスを開きます。
  5. プロジェクトの選択ダイアログボックスで、「 新しいプロジェクト 」をタップします。
  6. 新しいプロジェクトダイアログボックスで、「プロジェクト名」フィールドに新しいプロジェクトの名前を入力します。
    プロジェクト ID は、プロジェクト名に基づいて付けられます。そのため、プロジェクト名は慎重に選んでください。プロジェクト名を後で変更することはできません。また、後で AEM で YouTube をセットアップする場合は、同じプロジェクト ID を再度入力する必要があるので、ID を書き留めておくとよいでしょう。
  7. 作成 」をクリックします。
  8. 次のいずれかの操作をおこないます。
    • プロジェクトのダッシュボードの「スタートガイド」カードで、「 API を確認して有効化 」をタップします。
    • プロジェクトのダッシュボードの「API」カードで「 API の概要に移動 」をタップします。
  9. API とサービスページの上部にある「 API とサービスの有効化 」をタップします。
  10. API ライブラリページの左側の「 カテゴリ 」で、「 YouTube 」をタップします。ページの右側で、「 YouTube Data API 」をタップします。
  11. YouTube Data API v3 ページで、「 有効に切り替える 」をタップします。
  12. この API を使用するために資格情報が必要となる場合があります。その場合は、「 認証情報を作成 」をクリックします。
  13. プロジェクトへの認証情報の追加 ​ページの手順 1 で以下をおこないます。
    • 使用する API 」ドロップダウンリストから、「 YouTube Data API v3 」を選択します。
    • API を呼び出す場所 」ドロップダウンリストから、「 ウェブサーバー(node.js、Tomcat など) 」を選択します。
    • アクセスするデータの種類 」ドロップダウンリストから、「 ユーザーデータ 」を選択します。
  14. 必要な認証情報 」をタップします。
  15. プロジェクトへの認証情報の追加 ​ページの手順 2 で、「 OAuth 2.0 クライアント ID を作成する 」の下の「名前」フィールドに、必要に応じて一意の名前を入力します。または、Google で指定されるデフォルトの名前を使用することもできます。
  16. 承認済みの JavaScript 生成元 」の下にあるテキストフィールドに、次のパスに従って、実際に使用するドメインとポート番号を入力します。入力が終わったら、 Enter キーを押して、パスをリストに追加します。
    https://<servername.domain>:<port_number>
    例: https://1a2b3c.mycompany.com:4321
    注意 :上記のパスは入力例です。
  17. 承認済みのリダイレクト URI 」の下にあるテキストフィールドに、次のように、実際に使用するドメインとポート番号を入力します。入力が終わったら、 Enter キーを押して、パスをリストに追加します。
    https://<servername.domain>:<port_number>/etc/cloudservices/youtube.youtubecredentialcallback.json
    例: https://1a2b3c.mycompany.com:4321/etc/cloudservices/youtube.youtubecredentialcallback.json
    注意 :上記のパスは入力例です。
  18. OAuth クライアント ID の作成 」をクリックします。
  19. プロジェクトへの認証情報の追加 ​ページの手順 3 で、「 OAuth 2.0 同意画面を設定する 」の下で、現在使用している Gmail 電子メールアドレスを選択します。
  20. ユーザーに表示される製品名 」の下のテキストフィールドに、同意画面に表示する内容を入力します。
    同意画面は、AEM 管理者が YouTube の認証をおこなう際に表示され、AEM は YouTube に権限を要求します。
  21. 続行 」をクリックします。
  22. プロジェクトへの認証情報の追加ページの手順 4 で、「 認証情報のダウンロード 」の下の「 ダウンロード 」をタップします。
  23. client_id.json ファイルを保存します。
    このダウンロードした JSON ファイルは、後で Adobe Experience Manager で YouTube をセットアップするときに必要になります。
  24. 完了 」をクリックします。
    Google アカウントからログアウトします。次に、YouTube チャンネルを作成します。

YouTube チャンネルの作成

YouTube にビデオを公開するには、1 つ以上のチャネルが必要です。既に YouTube チャンネルを作成している場合は、このタスクをスキップして、次の「 公開用タグの追加 」タスクに進んでください。
** AEM の「YouTube 設定」にチャネルを追加する前に、YouTube のチャネルを既に 1 つ以上セットアップ済みであることを確認してください(以下の AEM での YouTube の設定 を参照してください)。この確認をおこなわなくても、既存のチャネルが存在しないことを知らせる警告は表示されません。ただし、それでも、チャネルを追加する際に Google 認証がおこなわれますが、ビデオの送信先となるチャネルを選択するオプションがありません。
YouTube チャンネルを作成するには:
  1. https://www.youtube.com にアクセスし、Google アカウントの資格情報を使用してログインします。
  2. YouTube ページの右上隅にあるプロフィール写真(内側に文字が表示された、べた塗りの円が表示されている場合はその円)をクリックし、「 設定 」(丸い歯車アイコン)をクリックします。
  3. 概要ページの「その他の機能」で、「 チャネルをすべて表示するか、新しいチャネルを作成する 」をクリックします。
  4. チャネルページで、「 新しいチャネルを作成 」をクリックします。
  5. ブランドアカウントページで、「ブランドアカウント名」フィールドに、ビジネス名や、ビデオアセットの公開先となる他のチャネル名を入力し、「 作成 」をクリックします。
    この名前は、AEM で YouTube をセットアップするときに入力する必要があるので、覚えておいてください。
  6. (オプション)必要に応じて、さらにチャネルを追加します。
    次は、公開用タグを追加します。

公開用タグの追加

AEM で、YouTube にビデオを公開するには、1 つ以上の YouTube チャンネルにタグを関連付けます。公開用タグの追加については、 タグの管理 を参照してください。
また、AEM のデフォルトのタグを使用する場合は、このタスクをスキップして、次の YouTube への公開のレプリケーションエージェントの有効化 タスクに進んでください。

YouTube への公開のレプリケーションエージェントの有効化

YouTube への公開のレプリケーションエージェントを有効化した後、Google Cloud アカウントへの接続をテストする場合は、「 接続をテスト 」をタップします。ブラウザーのタブに接続結果が表示されます。YouTube チャンネルを追加した場合は、それらのリストがテストの一部として表示されます。
  1. AEM の左上隅にある AEM ロゴをクリックし、左側のレールで​ ツール 導入 レプリケーション 作成者のエージェント ​をクリックします。
  2. 作成者のエージェントページで、「 YouTube の公開(YouTube) 」をクリックします。
  3. ツールバーで、「設定」の右側にある「 編集 」をクリックします。
  4. 有効 」チェックボックスをオンにして、レプリケーションエージェントをオンにします。
  5. OK 」をクリックします。
    次は、AEM で YouTube をセットアップします。

AEM での YouTube の設定

AEM 6.4 以降では、AEM で YouTube への公開をセットアップするための新しいタッチ対応ユーザーインターフェイスが導入されました。使用している AEM のインストール済みインスタンスに応じて、次のいずれかをおこないます。
  • 6.4 以前の AEM で YouTube を設定するには、 6.4 以前の AEM での YouTube の設定を参照してください。
  • AEM 6.4 以降で YouTube を設定するには、](#setting-up-youtube-in-aem-and-later)AEM 6.4 以降での YouTube の設定[を参照してください。

AEM 6.4 以降での YouTube の設定

  1. Dynamic Media のインスタンスに管理者としてログインしてください。
  2. AEM の左上隅にある AEM ロゴをタップし、左のレールで​ ツール (ハンマーのアイコン)/ Cloud Services YouTube 公開設定 ​をタップします。
  3. グローバル 」をタップします(選択しないでください)。
  4. グローバルページの右上隅にある「 作成 」をタップします。
  5. YouTube 設定を作成ページの「Google Cloud Platform 設定」で、「 アプリケーション名 」フィールドに Google プロジェクト ID を入力します。
    このプロジェクト ID は、先ほど Google Cloud 設定をおこなったときに指定したものです。YouTube 設定を作成ページを開いたままにしておきます。このページには後で戻ります。
  6. 任意のテキストエディターを使用して、「 Google Cloud 設定 」のタスクでダウンロードして保存しておいた JSON ファイルを開きます。
  7. この JSON テキスト全体を選択してコピーします。
  8. YouTube アカウント設定ダイアログボックスに戻ります。「 JSON 設定 」フィールドに JSON テキストを貼り付けます。
  9. ページの右上隅にある「 保存 」をタップします。
    次は、AEM で YouTube チャンネルをセットアップします。
  10. チャンネルを追加 」をタップします。
  11. 「チャネル名」フィールドに、前に「 YouTube への 1 つ以上のチャネルの追加 」タスクで作成したチャネルの名前を入力します。
    オプションで、必要に応じて説明を追加できます。
  12. 追加 」をタップします。
  13. YouTube/Google 認証が表示されます。Google Cloud アカウントにまだログインしていない場合は、この手順をスキップしてください。
    • 前述の Google プロジェクト ID と JSON テキストに関連付けられた Google ユーザー名とパスワードを入力します。
    • アカウントに存在するチャネルの数によっては、2 つ以上の項目が表示されます。チャネルを選択してください。電子メールアドレスはチャネルではないので、選択しないでください。
    • 次のページで、「 確定 」をタップして、このチャネルへのアクセスを許可します。
  14. 許可 」をタップします。
    次は、公開用タグを設定します。
  15. 公開用タグの設定 - Cloud Services/YouTube ページで、鉛筆アイコンをタップして、使用するタグのリストを編集します。
  16. ドロップダウンリストアイコン(上下逆のキャレット)をタップして、AEM で利用可能なタグのリストを表示します。
  17. 1 つ以上のタグをタップして追加します。
    追加したタグを削除するには、そのタグを選択して、「 X 」をタップします。
  18. 使用するタグの追加が終了したら、「 保存 」をタップします。
    次は、YouTube チャンネルにビデオを公開します。

6.4 以前の AEM での YouTube の設定

  1. Dynamic Media のインスタンスに管理者としてログインしてください。
  2. AEM の左上隅にある AEM ロゴをタップしてから、左側のレールで​ ツール (ハンマーのアイコン)/ 導入 Cloud Services をタップします。
  3. 「サードパーティのサービス」ヘッダーの下の「YouTube」で、「 今すぐ設定 」をタップします。
  4. 設定を作成ダイアログボックスで、タイトル(必須)と名前(オプション)をそれぞれのフィールドに入力します。
  5. 作成 」をタップします。
  6. YouTube アカウント設定ダイアログボックスで、「 アプリケーション名 」フィールドに Google プロジェクト ID を入力します。
    このプロジェクト ID は、先ほど Google Cloud 設定をおこなった ときに指定したものです。YouTube アカウント設定ダイアログボックスを開いたままにしておきます。このダイアログボックスには後で戻ります。
  7. 任意のテキストエディターを使用して、「Google Cloud 設定」のタスクでダウンロードして保存しておいた JSON ファイルを開きます。
  8. この JSON テキスト全体を選択してコピーします。
  9. YouTube アカウント設定ダイアログボックスに戻ります。「 JSON 設定 」フィールドに JSON テキストを貼り付けます。
  10. OK 」をタップします。
    次は、AEM で YouTube チャンネルをセットアップします。
  11. 利用可能なチャネル 」の右にある「 + 」(プラス記号のアイコン)をタップします。
  12. YouTube チャンネル設定ダイアログボックスの「タイトル」フィールドに、前の「 YouTube への 1 つ以上のチャネルの追加 」タスクで作成したチャネルの名前を入力します。
    オプションで、必要に応じて説明を追加できます。
  13. OK 」をタップします。
  14. YouTube/Google 認証が表示されます。Google Cloud アカウントにまだログインしていない場合は、この手順をスキップしてください。
    • 前述の Google プロジェクト ID と JSON テキストに関連付けられた Google ユーザー名とパスワードを入力します。
    • アカウントに存在するチャネルの数によっては、2 つ以上の項目が表示されます。チャネルを選択してください。電子メールアドレスはチャネルではないので、選択しないでください。
    • 次のページで、「 確定 」をタップして、このチャネルへのアクセスを許可します。
  15. 許可 」をタップします。
    次は、公開用タグを設定します。
  16. 公開用タグの設定 - Cloud Services/YouTube ページで、鉛筆アイコンをタップして、使用するタグのリストを編集します。
  17. ドロップダウンリストアイコン(上下逆のキャレット)をタップして、AEM で利用可能なタグのリストを表示します。
  18. 1 つ以上のタグをタップして追加します。
    追加したタグを削除するには、そのタグを選択して、「 X 」をタップします。
  19. 使用するタグの追加が終了したら、「 OK 」をタップします。
    次は、YouTube チャンネルにビデオを公開します。

(オプション)アップロードしたビデオのデフォルト YouTube プロパティ設定の自動化

ビデオをアップロードする際に YouTube プロパティの設定を自動化することもできます。これをおこなうためには、メタデータ処理プロファイルを AEM で作成します。
メタデータ処理プロファイルを作成するには、まず「 フィールドラベル 」、「 プロパティにマッピング 」、「 選択肢 」の各フィールドの値をコピーします。これらはすべてビデオのメタデータスキーマで見つかります。次に、これらの値を追加して、YouTube ビデオメタデータ処理プロファイルを作成します。
アップロードしたビデオのデフォルト YouTube プロパティの設定を自動化するには:
  1. AEM の左上隅にある AEM ロゴをクリックし、左側のレールで​ ツール (ハンマーのアイコン)/ Assets メタデータスキーマ ​をクリックします。
  2. デフォルト値 」をクリックします(「デフォルト値」の左側にある選択ボックスにチェックマークを追加しないでください)。
  3. デフォルト値 ​ページで、「 ビデオ 」の左側にあるボックスをオンにし、「 編集 」をクリックします。
  4. メタデータスキーマエディターページで、「 詳細 」タブをクリックします。
  5. 「YouTube への公開」の下で、「 YouTube カテゴリ 」をクリックします。
  6. ページの右側の「 設定 」タブで次の手順を実行します。
    • プロパティにマッピング 」テキストフィールドで、値を選択してコピーします。コピーした値を、開いているテキストエディターに貼り付けます。後でメタデータ処理プロファイルを作成するときにこの値が必要になります。テキストエディターは開いたままにしておきます。
    • 選択肢 」の下で、使用するデフォルト値(「人とブログ」または「科学と技術」など)を選択してコピーします。コピーした値を、開いているテキストエディターに貼り付けます。後でメタデータ処理プロファイルを作成するときにこの値が必要になります。テキストエディターは開いたままにしておきます。
  7. 「YouTube への公開」の下で、「 YouTube のプライバシー 」をクリックします。
  8. ページの右側の「 設定 」タブで次の手順を実行します。
    • プロパティにマッピング 」テキストフィールドで、値を選択してコピーします。コピーした値を、開いているテキストエディターに貼り付けます。後でメタデータ処理プロファイルを作成するときにこの値が必要になります。テキストエディターは開いたままにしておきます。
    • 選択肢 」の下で、使用するデフォルト値を選択してコピーします。選択肢は 2 つが 1 組になっています。1 組の下のフィールドは、コピーするデフォルト値(公開、非公開またはプライベート)です。コピーした値を、開いているテキストエディターに貼り付けます。後でメタデータ処理プロファイルを作成するときにこの値が必要になります。テキストエディターは開いたままにしておきます。
  9. メタデータスキーマエディターページの右上隅にある「 キャンセル 」をクリックします。
  10. AEM の左上隅にある AEM ロゴをタップし、左側のレールで​ ツール (ハンマーのアイコン)/ Assets メタデータプロファイル ​をクリックします。
  11. メタデータプロファイルページの右上隅にある「 作成 」をクリックします。
  12. メタデータプロファイルを追加ダイアログボックスの「 プロファイルのタイトル 」テキストフィールドに、「 YouTube Video 」と入力した後、「 作成 」をクリックします。
  13. メタデータプロファイルエディターページで、「 詳細 」タブをクリックします。
  14. 次の手順を実行して、コピーした「YouTube への公開」の値を、プロファイルに追加します。
    • ページの右側にある「 フォームを作成 」タブをクリックします。
    • (オプション) セクションヘッダー ​というラベルのコンポーネントを左にドラッグして、フォーム領域にドロップします。
    • (オプション)「 フィールドラベル 」をクリックして、コンポーネントを選択します。
    • (オプション)ページの右側にある「設定」タブで、「フィールドラベル」テキストフィールドに「 YouTube Publishing 」と入力します。
    • フォームを作成 」タブをクリックし、「 複数値テキスト 」というラベルのコンポーネントをドラッグして、作成したばかりの「 YouTube への公開 」の下にドロップします。
    • [フィールドラベル 」をクリックして、コンポーネントを選択します。
    • ページの右側にある「設定」タブで、先ほどコピーした「YouTube への公開」の値(フィールドラベル値と、プロパティにマッピング値)をフォームのそれぞれのフィールドに貼り付けます。選択肢値を「デフォルト値」フィールドに貼り付けます。
  15. 次の手順を実行して、コピーした「YouTube のプライバシー」の値を、プロファイルに追加します。
    • ページの右側にある「 フォームを作成 」タブをクリックします。
    • (オプション) セクションヘッダー ​というラベルのコンポーネントを左にドラッグして、フォーム領域にドロップします。
    • (オプション)「 フィールドラベル 」をクリックして、コンポーネントを選択します。
    • (オプション)ページの右側にある「設定」タブで、「フィールドラベル」テキストフィールドに「 YouTube Privacy 」と入力します。
    • フォームを作成 」タブをクリックし、「 複数値テキスト 」というラベルのコンポーネントをドラッグして、作成したばかりの「 YouTube のプライバシー 」の下にドロップします。
    • フィールドラベル 」をクリックして、コンポーネントを選択します。
    • ページの右側にある「設定」タブで、先ほどコピーした「YouTube への公開」の値(フィールドラベル値と、プロパティにマッピング値)をフォームのそれぞれのフィールドに貼り付けます。選択肢値を「デフォルト値」フィールドに貼り付けます。
  16. ページの右上隅にある「 保存 」をクリックします。
  17. YouTube への公開メタデータプロファイルを、ビデオのアップロード先フォルダーに適用します。メタデータプロファイルとビデオプロファイルを設定する必要があります。
    詳しくは、 メタデータプロファイル ビデオプロファイル を参照してください。

YouTube チャンネルへのビデオの公開

次は、前の手順で追加したタグを、ビデオアセットに関連付けます。このプロセスによって、AEM は、YouTube チャンネルに公開するアセットを把握します。
即時公開しても、YouTube には自動的には公開されません。Dynamic Media が設定されている場合は、 即時 ​と​ アクティベーション時 ​の 2 つの公開オプションがあります。
即時公開する ​の場合、アップロードされたアセットは、IPS と同期された後、配信システムに自動的に公開されます。これは Dynamic Media には当てはまりますが、YouTube には当てはまりません。YouTube に公開するには、AEM オーサーを介して公開する必要があります。
AEM では、YouTube からのコンテンツの公開に YouTube に公開 ​ワークフローを使用します。このワークフローでは、進行状況を監視して、エラー情報を表示できます。
詳細な進行状況については、レプリケーション下の YouTube ログを監視できます。ただし、このような監視には管理者アクセスが必要です。
YouTube チャンネルにビデオを公開するには:
  1. AEM で、YouTube チャンネルに公開するビデオアセットの場所に移動します。
  2. ビデオアセット(アダプティブビデオセット)を選択します。
  3. ツールバーの「 プロパティ 」をクリックします。
  4. 「基本」タブの「メタデータ」で、「タグ」フィールドの右側にある「 選択ダイアログを開く 」をクリックします。
  5. タグを選択ページで、使用するタグに移動し、1 つ以上のタグを選択します。
    タグは YouTube チャンネルに関連付ける必要があります。
  6. ページの右上隅にある「 選択 」をクリックします。
  7. ビデオのプロパティページの右上隅にある「 保存して閉じる 」をクリックします。
  8. ツールバーの「 クイック公開 」をクリックします。
    AEM Sites での公開管理の使用 も参照してください。
    オプションで、YouTube チャンネルで公開済みビデオを確認できます。

(オプション)YouTube での公開済みビデオの確認

オプションで、YouTube への公開(または非公開)の進行状況を監視できます。
公開にかかる時間は、マスタービデオの形式、ファイルサイズ、アップロードトラフィックなどの多数の要因により左右されます。公開プロセスにかかる時間は、数分から数時間までの幅があります。また、高解像度の形式では、レンダリングの時間がかかることにも注意してください。例えば、720p や 1080p の場合、表示されるまでの時間が 480p よりも大幅に長くなります。
8 時間経っても「 アップロード済み(処理中、お待ちください) 」というステータスメッセージが表示される場合は、サイトからビデオを削除して再度アップロードしてみてください。

Web アプリケーションへの YouTube URL のリンク

ビデオの公開後、Dynamic Media によって生成された YouTube URL 文字列を取得できます。YouTube URL をコピーしたらクリップボードに配置されるので、必要に応じて Web サイトのページまたはアプリケーションに貼り付けることができます。
YouTube URL は、ビデオアセットを YouTube に公開するまではコピーできません。
Web アプリケーションに YouTube URL をリンクするには:
  1. URL をコピーする、YouTube への公開済みビデオアセットの場所に移動して選択します。**
    YouTube URL をコピーするには、その前にビデオアセットを YouTube に公開しておく必要があります。****
  2. ツールバーの「 プロパティ 」をクリックします。
  3. 詳細 」タブをクリックします。
  4. 「YouTube への公開」の「YouTube URL リスト」で、URL テキストを選択し、Web ブラウザーにコピーしてアセットをプレビューするか、Web コンテンツページに追加します。

ビデオを非公開にして YouTube から削除

AEM でビデオアセットを非公開にすると、そのビデオは YouTube から削除されます。
YouTube 内からビデオを直接削除すると、AEM にはそのことがわかりません。そのため、AEM は、そのビデオがまだ YouTube に公開されているかのように機能を続けます。ビデオアセットを YouTube で非公開にするときは、必ず AEM からおこなってください。
AEM では、YouTube からのコンテンツの削除に YouTube で非公開 ​ワークフローを使用します。このワークフローでは、進行状況を監視して、エラー情報を表示できます。
ビデオを非公開にして YouTube から削除するには:
  1. YouTube チャンネルで非公開にするビデオアセットの場所に移動します。
  2. アセット選択モードで、1 つ以上の公開済みビデオアセットを選択します。
  3. ツールバーで「 公開を管理 」をクリックします。場合によっては、ツールバーの 3 つのドット(...)アイコンをタップして、 公開を管理 ​を表示する必要があります。
  4. 「公開を管理」ページで、「 非公開 」をタップします。
  5. ページの右上隅にある「 次へ 」をタップします。
  6. ページの右上隅にある「 非公開 」をタップします。

ビデオエンコーディングと YouTube への公開の進行状況の監視

ビデオエンコーディングが適用されたフォルダーに新しいビデオをアップロードしたり、YouTube にビデオを公開したりする場合は、ビデオエンコーディング/YouTube への公開の進行状況(エラー状況)を様々な方法で監視できます。YouTube への公開の実際の進行状況は、ログを介してのみ把握できますが、YouTube への公開が失敗したか成功したかは、別の方法で示されます(以下の手順で説明します)。また、YouTube の公開ワークフローやビデオエンコーディングが完了するか中断されると、そのことを知らせる電子メール通知を受け取ることもできます。

進行状況の監視

進行状況を監視するには(エンコーディング/YouTube の公開の失敗を含む):
  1. アセットフォルダー内のビデオエンコーディングの進行状況を表示します。
    • カード表示では、ビデオエンコーディングの進行状況は、アセットにパーセントで表示されます。エラーがある場合、エラー情報はアセットにも表示されます。
    • リスト表示では、ビデオエンコーディングの進行状況は、「 処理ステータス 」列に表示されます。エラーがある場合は、そのメッセージも同じ列に表示されます。
    この列は、デフォルトでは表示されません。この列を有効にするには、ビュードロップダウンメニューから「 設定を表示 」を選択し、「 処理ステータス 」列を追加して、「 更新 」をタップまたはクリックします。
  2. アセット詳細の進行状況を表示します。アセットをタップまたはクリックしたら、ドロップダウンメニューを開き、「 タイムライン 」を選択します。タイムラインを、エンコーディングや YouTube への公開などのワークフローアクティビティに絞り込むには、「 ワークフロー 」を選択します。
    エンコーディングなどのワークフロー情報がタイムラインに表示されます。YouTube の公開の場合、ワークフロータイムラインには、YouTube チャンネルの名前と YouTube ビデオの URL も含まれます。さらに、パブリッシュが完了すると、ワークフロータイムラインには、エラー通知も表示されます。
    https://localhost:4502/system/console/configMgr からの​ 再試行 再試行遅延 ​および​ タイムアウト ​に関する複数のワークフロー設定があるので、失敗/エラーメッセージが最終的に記録されるまでには長時間を要する可能性があります。例えば、次の設定です。
    • Apache Sling Job Queue Configuration
    • Adobe Granite Workflow External Process Job Handler
    • Granite Workflow Timeout Queue
    これらの設定の​ 再試行 再試行遅延 ​および​ タイムアウト ​プロパティは調整できます。
  3. 進行中のワークフローについては、 ツール ワークフロー インスタンス ​からワークフローインスタンスを表示します。
    ツール ​メニューにアクセスするには、管理者権限が必要となる場合があります。
    インスタンスを選択し、「 履歴を開く 」をタップまたはクリックします。
    ワークフローインスタンス領域から、ワークフローを休止、終了または名前変更できます。詳しくは、 ワークフローの管理 を参照してください。
  4. エラーが発生したジョブについては、 ツール ワークフロー エラー ​からワークフローエラーを表示します。 ワークフローエラー ​に、エラーが発生したすべてのワークフローアクティビティが表示されます。
    ツール ​メニューにアクセスするには、管理者権限が必要となる場合があります。
    https://localhost:4502/system/console/configMgr からの​ 再試行 再試行遅延 ​および​ タイムアウト ​に関する複数のワークフロー設定があるので、エラーメッセージが最終的に記録されるまでには長時間を要する可能性があります。例えば、次の設定です。
    • Apache Sling Job Queue Configuration
    • Adobe Granite Workflow External Process Job Handler
    • Granite Workflow Timeout Queue
    これらの設定の​ 再試行 再試行遅延 ​および​ タイムアウト ​プロパティは調整できます。
  5. 完了したワークフローについては、 ツール ワークフロー アーカイブ ​からワークフローアーカイブを表示します。 ワークフローアーカイブ ​に、完了したすべてのワークフローアクティビティが表示されます。
    ツール ​メニューにアクセスするには、管理者権限が必要となる場合があります。
  6. 中止またはエラーが発生したワークフロージョブに関する電子メール通知を受け取ることができます。これらの電子メール通知は、管理者が設定できます。詳しくは、 電子メール通知の設定 を参照してください。

ビデオレポートの表示

ビデオレポートを使用できるのは、Dynamic Media - ハイブリッドモードを実行している場合のみです。
ビデオレポートには、指定した期間における様々な集計指標が表示されます。ユーザーはビデオレポートを使用して、公開済みの個々のビデオやビデオの集合が期待どおりに動作しているかを監視できます。次のトップの指標データは、Web サイト全体のすべての公開済みビデオについて集計されるものです。
  • ビデオ開始
  • 完了率
  • ビデオの平均視聴時間
  • ビデオの合計視聴時間
  • 訪問別ビデオ数
すべての公開済みビデオの表も表示されるので、ビデオ開始数の合計に基づいて、Web サイトで視聴された上位のビデオを追跡できます。**
リストのビデオ名をタップすると、ビデオのオーディエンス保持(ドロップオフ)レポートが折れ線グラフの形式で表示されます。このグラフには、ビデオ再生中の特定の瞬間におけるビュー数が表示されます。ビデオを再生すると、プレーヤーの時間インジケーターと同期して縦棒が表示されていきます。この折れ線グラフのデータが急激に下るところは、オーディエンスが関心をなくして再生を終了したところです。
ビデオが Adobe Experience Manager Dynamic Media 以外でエンコードされた場合、オーディエンス保持(ドロップオフ)グラフおよび表内の再生率データは利用できません。
トラッキングおよびレポートのデータは、Dynamic Media 独自のビデオプレーヤーと関連するビデオプレーヤープリセットの使用状況のみに基づいています。そのため、他のビデオプレーヤーによって再生されたビデオを追跡およびレポートすることはできません。
デフォルトでは、ビデオレポートを最初に開いたときに、今月初めから今月の今日の日付までのビデオデータが表示されます。ただし、このデフォルトの日付範囲を上書きして、独自の日付範囲を指定することができます。次回ビデオレポートを開くと、指定した日付範囲が使用されます。
ビデオレポートの正常動作のために、Dynamic Media Cloud Services の設定時に、レポートスイート ID が自動的に作成されます。そのときに、そのレポートスイート ID がパブリッシュサーバーにプッシュされ、アセットのプレビューの際に URL のコピー機能で使用できるようになります。ただし、そのためにはパブリッシュサーバーを事前にセットアップしておく必要があります。パブリッシュサーバーがセットアップされていない場合でも、公開してビデオレポートを確認することはできますが、その際には Dynamic Media クラウド設定に戻って「 OK 」をタップする必要があります。
ビデオレポートを表示するには:
  1. AEM の左上隅にある AEM ロゴをタップしてから、左側のレールで​ ツール (ハンマーのアイコン)/ Assets ビデオレポート ​をタップします。
  2. ビデオレポートページで、次のいずれかの操作をおこないます。
    • 右上付近にある​** #**アイコンをタップします。 「更新」を使用する必要があるのは、レポートの最終日が今日の日付である場合のみです。この操作によって、前回のレポート実行以降に発生したビデオトラッキングを確認できます。
    • 右上付近にある​ #アイコンをタップします。 ビデオデータを表示する開始日と終了日の範囲を指定し、「 レポートを実行 」をタップします。 「トップの指標」グループボックスに、サイト全体にわたるすべての公開済みビデオに関する様々な集計値が表示されます。
  3. 上位の公開済みビデオを示した表で、ビデオ名をタップしてビデオを再生し、そのビデオのオーディエンス保持(ドロップオフ)レポートを表示します。

Scene7 HTML5 ビューア SDK を使用して作成したビデオビューアに基づくビデオレポートの表示

Dynamic Media で標準提供されているビデオビューアを使用している場合、または標準提供のビデオビューアからカスタムのビューアプリセットを作成した場合は、ビデオレポートを表示するための追加手順は必要ありません。これに対して、Scene7 HTML5 ビューア SDK から独自のビデオビューアを作成した場合は、次の手順を実行して、ビデオビューアが Dynamic Media のビデオレポートにトラッキングイベントを送信するように設定する必要があります。
独自のビデオビューアを作成するには、Scene7 ビューアリファレンスと Scene7 HTML5 ビューア SDK を使用します。
詳しくは、 Scene7 ビューアリファレンスガイド を参照してください。
Scene7 HTML5 ビューア SDK を使用して作成したビデオビューアに基づいてビデオレポートを表示するには:
  1. 公開済みビデオアセットの場所に移動します。
  2. アセットのページの左上隅付近にある、ドロップダウンリストで「 ビューア 」を選択します。
  3. 任意のビデオビューアプリセットを選択し、埋め込みコードをコピーします。
  4. 埋め込みコード内の次の行を探します。
    videoViewer.setParam("config2", "<value>");
    config2 パラメーターは、HTML5 ビューアでの追跡を有効にします。また、ビデオレポートの設定情報や、お客様固有の Adobe Analytics 設定を含む、会社固有のプリセットでもあります。
    config2 パラメーターの正しい値は、 埋め込みコード ​のコピー機能と # のコピー機能のどちらでも検索できます。 #​コマンドから取得した URL 内で探すべきパラメーターは、 &config2=<value> です。この値はほぼ常に companypreset ですが、一部のケースでは companypreset-1 companypreset-2 などとなっていることもあります。
  5. カスタムのビデオビューアコードで、次の操作をおこなって、ビューアページに AppMeasurementBridge.jsp を追加します。
    • 最初に、 &preset パラメーターが必要かどうかを判断します。 config2 パラメーターが companypreset の場合、 &preset=parameter は不要です。 config2 がその他の場合は、プリセットパラメーターを config2 パラメーターと同じに設定します。例えば、 config2=companypreset-2 の場合、 &param2=companypreset-2 を AppMeasurmentBridge.jsp の URL に追加します。
    • 次に、AppMeasurementBridge.jsp にスクリプトを追加します。 <script language="javascript" type="text/javascript" src="https://s7d1.scene7.com/s7viewers/AppMeasurementBridge.jsp?company=robindallas&preset=companypreset-2"></script>
  6. 次の操作をおこなって、TrackingManager コンポーネントを作成します。
    • s7sdk.Utils.init(); をコールした後に、次の行を追加して、TrackingManager インスタンスを作成し、イベントを追跡します。 var trackingManager = new s7sdk.TrackingManager();
    • 次の操作をおこなって、コンポーネントを TrackingManager に接続します。 s7sdk.Event.SDK_READY イベントハンドラーで、追跡するコンポーネントを TrackingManager に関連付けます。例えば、コンポーネントが videoPlayer の場合、 trackingManager.attach(videoPlayer); を追加して、コンポーネントを trackingManager にアタッチします。ページ上の複数のビューアを追跡するには、複数のトラッキングマネージャーコンポーネントを使用します。
    • 次のコードを追加して、AppMeasurementBridge オブジェクトを作成します。
      var appMeasurementBridge = new AppMeasurementBridge(); appMeasurementBridge.setVideoPlayer(videoPlayer);
      
      
    • 次のコードを追加して、トラッキング関数を追加します。
      trackingManager.setCallback(appMeasurementBridge.track,
       appMeasurementBridge);
      
      
    appMeasurementBridge オブジェクトには組み込みのトラッキング関数があります。ただし、複数のトラッキングシステムやその他の機能をサポートするために、独自のトラッキング関数を作成することもできます。
    ****​詳しくは、『Scene7 HTML5 Viewer SDK User Guide』の「Using the TrackingManager Component」を参照してください。このガイドは、 Adobe Developer Connection からダウンロードできます。

ビデオへのキャプションの追加

キャプションを 1 つのビデオまたはアダプティブビデオセットに追加することにより、ビデオの提供先をグローバルマーケットまで広げることができます。キャプションを追加すると、言語ごとの音声の吹き替えの必要性、つまりネイティブスピーカーを使って音声を再録音する必要性がなくなります。ビデオは録画された言語で再生されます。外国語のサブタイトルが表示されるので、違う言語の視聴者も音声部分を理解できます。
聴覚障害者のためのクローズドキャプションを使用することで、キャプションによってアクセシビリティを大幅に向上させることもできます。
使用するビデオプレーヤーがキャプションの表示に対応する必要があります。
Dynamic Media には、キャプションファイルを JSON(JavaScript Object Notation)形式に変換する機能があります。このように変換できるので、JSON テキストを、ビデオの完全なトランスクリプトとして表示せずに Web ページに埋め込むことができます。この後、検索エンジンがコンテンツをクロールしてインデックスを作成できます。これにより、ビデオを検索しやすくなり、ビデオコンテンツの詳細がユーザーに提供されます。
URL で JSON 機能を使用する方法について詳しくは、Scene7 画像サービング API ヘルプの 静的コンテンツ(画像以外)の提供(英語) を参照してください。**
ビデオにキャプションまたはサブタイトルを追加するには
  1. サードパーティアプリケーションまたはサービスを使用して、ビデオキャプション/サブタイトルのファイルを作成します。
    WebVTT(Web Video Text Tracks)標準に従ってファイルを作成してください。キャプションファイルの拡張子は .vtt です。WebVTT キャプション標準をよく確認してください。
    Dynamic Media の外部でキャプション/サブタイトルのファイルを作成するための無料ツールや有料ツールがあります。例えば、スタイル設定なしの単純なビデオキャプションファイルを作成するには、次に示すキャプションの作成および編集用の無償オンラインツールを使用できます。
    良い結果を得るためには、このツールを Explorer 9 以上、Google Chrome、または Safari で使用してください。
    ツールの「 Enter URL of video file 」フィールドにビデオファイルの URL をコピーして貼り付け、「 Load 」をクリックします。 アセットの URL の取得 を参照して、ビデオファイルそのものの URL を取得し、それを「 Enter URL of video file field 」に貼り付けてください。その後、Internet Explorer、Chrome、または Safari で、ビデオを再生できます。
    ここで、サイトの画面に表示される指示に従って、WebVTT ファイルを作成して保存します。終了したら、キャプションファイルの内容をコピーし、空のテキストエディターに貼り付けて、ファイル拡張子 .vtt を付けて保存します。
    複数言語のビデオサブタイトルを用意してグローバル対応する場合、WebVTT 標準では、サポート対象の言語ごとに個別の .vtt ファイルを作成して呼び出す必要があります。
    通常、VTT ファイルの名前はビデオファイルと同じにして、言語ロケール(-EN、-FR、-DE など)を追加します。そうしておくと、既存の Web コンテンツ管理システムを使用してビデオの URL を自動的に生成する際に役立ちます。
  2. AEM で、WebVTT キャプションファイルを DAM にアップロードします。
  3. アップロードしたキャプションファイルを関連付ける、公開済み​**​ビデオアセットに移動します。
    URL をコピーするには、その前にアセットを公開しておく必要があります。****
    アセットの公開 を参照してください。
  4. 次のいずれかの操作をおこないます。
    • ポップアップビデオビューアエクスペリエンスの場合、「 URL 」をタップします。URL ダイアログボックスで、URL を選択してクリップボードにコピーし、その URL を単純なテキストエディターに貼り付けます。コピーしたビデオの URL を次の構文で追加します。
      &caption=<server_path>/is/content/<path_to_caption.vtt_file,1>
      キャプションパスの末尾にある ,1 に注意します。パスの .vtt ファイル名拡張子の直後で、ビデオプレーヤーバーのクローズドキャプションボタンの有効(オン)と無効(オフ)を切り替えることができます。それぞれ、 ,1 または ,0 を設定します。
    • 埋め込みビデオビューアエクスペリエンスの場合、「 埋め込みコード 」をタップします。埋め込みコードダイアログボックスで、埋め込みコードを選択してクリップボードにコピーし、そのコードを単純なテキストエディターに貼り付けます。コピーした埋め込みコードを次の構文で追加します。
      videoViewer.setParam("caption","<path_to_caption.vtt_file,1>");
      キャプションパスの末尾にある ,1 に注意します。パスの .vtt ファイル名拡張子の直後で、ビデオプレーヤーバーのクローズドキャプションボタンの有効(オン)と無効(オフ)を切り替えることができます。それぞれ、 ,1 または ,0 を設定します。

ビデオへのチャプターマーカーの追加

1 つのビデオまたはアダプティブビデオセットにチャプターマーカーを追加すると、長編ビデオの視聴と操作が簡単になります。ビデオの再生中に、ビデオのタイムライン(ビデオスクラバーとも呼ばれる)上のチャプターマーカーをクリックするだけで、関心があるポイントや、新しいコンテンツ、デモ、チュートリアルなどにすぐに移動できます。
ビデオプレーヤーが、チャプターマーカーの使用をサポートしている必要があります。Dynamic Media ビデオプレーヤーは、チャプターマーカーをサポートしていますが、サードパーティのビデオプレーヤーは、チャプターマーカーを必ずしもサポートしているとは限りません。
必要であれば、ビデオビューアプリセットを使用するのではなく、チャプター機能を備えた独自のカスタムビデオビューアを作成して、ブランディングできます。チャプターナビゲーション機能を備えた独自の HTML5 ビューアの作成方法について詳しくは、『Adobe Scene Viewer SDK for HTML5』の「Customizing Behavior Using Modifiers」で s7sdk.video.VideoPlayer クラスと s7sdk.video.VideoScrubber 7 クラスの説明を参照してください。Adobe Scene7 Viewer SDK は、 Adobe Developer Connection からダウンロードして入手できます。
ビデオのチャプターリストを作成する方法は、キャプションを作成する方法とほとんど同じです。つまり、WebVTT ファイルを作成します。ただし、この WebVTT ファイルは、WebVTT キャプションファイルと分けておく必要があります(キャプションファイルを使用する場合)。キャプションとチャプターを 1 つの WebVTT ファイルにまとめることはできません。
チャプターナビゲーション機能を備えた WebVTT ファイルを作成する際に使用するフォーマットの例として、次のサンプルを使用できます。

ビデオチャプターナビゲーション機能を備えた WebVTT ファイル

WEBVTT
Chapter 1
00:00.000 --> 01:04.364
The bicycle store behind it all.
Chapter 2
01:04.364 --> 02:00.944
Creative Cloud.
Chapter 3
02:00.944 --> 03:02.937
Ease of management for a working solution.
Chapter 4
03:02.937 --> 03:35.000
Cost-efficient access to rapidly evolving technology.

上記の例では、 Chapter 1 はキュー識別子で、オプションです。 00:00:000 --> 01:04:364 のキュー時間は、チャプターの開始時間と終了時間を、 00:00:000 という形式で指定しています。最後の 3 桁はミリ秒で、 000 のまま残しておくこともできます。チャプタータイトルの The bicycle store behind it all は、チャプターの内容を示す実際の説明です。ユーザーが、ビデオのタイムラインのビジュアルキューポイントにマウスポインターを置くと、キュー識別子、開始キュー時間およびチャプタータイトルが、ビデオプレーヤー内にポップアップ表示されます。
HTML5 ビデオビューアを使用するので、作成するチャプターファイルが WebVTT(Web Video Text Tracks)標準に準拠していることを確認してください。チャプターファイルの拡張子は .vtt です。WebVTT キャプション標準をよく確認してください。
詳しくは、 WebVTT: The Web Video Text Tracks Format を参照してください。
ビデオにチャプターマーカーを追加するには:
  1. この .vtt ファイルを UTF8 エンコーディングで保存して、チャプタータイトルテキストの文字レンディションに関する問題を回避します。
    一般に、チャプター VTT ファイルの名前には、ビデオファイルと同じ名前を付けて、名前の末尾にチャプターを追加します。そうしておくと、既存の Web コンテンツ管理システムを使用してビデオの URL を自動的に生成する際に役立ちます。
  2. AEM で、WebVTT チャプターファイルをアップロードします。
    アセットのアップロード を参照してください。
  3. 次のいずれかの操作をおこないます。
    ポップアップビデオビューアエクスペリエンスの場合
    1. アップロードしたチャプターファイルを関連付ける、公開済み ビデオアセットに移動します。URL をコピーするには、その前にアセットを公開しておく必要があります。 アセットの公開 を参照してください。
    2. ドロップダウンメニューで「 ビューア 」をクリックまたはタップします。
    3. 左側のレールで、ビデオビューアプリセット名をタップまたはクリックします。ビデオのプレビューが別のページで開きます。
    4. 左側のレールの下部にある「 URL 」をクリックします。
    5. URL ダイアログボックスで、URL を選択してクリップボードにコピーし、その URL を単純なテキストエディターに貼り付けます。
    6. コピーしたビデオの URL を次の構文と共に追加し、コピーした URL とチャプターファイルに関連付けます。 &navigation=< full_copied_URL_path_to_chapter_file .vtt>
    埋め込みビデオビューアエクスペリエンスの場合
    1. アップロードしたチャプターファイルを関連付ける、公開済み ビデオアセットに移動します。URL をコピーするには、その前にアセットを公開しておく必要があります。 アセットの公開 を参照してください。
    2. ドロップダウンメニューで「 ビューア 」をクリックまたはタップします。
    3. 左側のレールで、ビデオビューアプリセット名をタップまたはクリックします。ビデオのプレビューが別のページで開きます。
    4. 左側のレールの下部にある「 埋め込み 」をクリックします。
    5. 埋め込みコードダイアログボックスで、コード全体を選択してクリップボードにコピーし、そのコードを単純なテキストエディターに貼り付けます。
    6. ビデオの埋め込みコードを次の構文と共に追加し、コピーした URL とチャプターファイルに関連付けます。 videoViewer.setParam("navigation","< full_copied_URL_path_to_chapter_file .vtt>"