複数の Web SDK インスタンスを使用する

同じページで 2 つの異なるプロパティを操作する場合があります。次のような場合が考えられます。

  • 買収され、共同で Web サイトの統合に取り組んでいる企業
  • 複数の企業間でのデータ共有関係
  • 新しい Adobe ソリューションをテストしていて、既存の実装を中断したくないお客様

SDK では、ベースコード内の配列に別の名前を追加することで、各プロパティに個別のインスタンスを作成できます。次の例では、2 つの名前が示されています。 titanium および copper.

<script>
  !function(n,o){o.forEach(function(o){n[o]||((n.__alloyNS=n.__alloyNS||
  []).push(o),n[o]=function(){var u=arguments;return new Promise(
  function(i,l){n[o].q.push([i,l,u])})},n[o].q=[])})}
  (window,["titanium", "copper"]);
</script>
<script src="alloy.js" async></script>

その結果、スクリプトは 2 つの SDK インスタンスを作成します。最初のインスタンスと対話するためのグローバル関数に titanium、2 番目のインスタンスと対話するためのグローバル関数が copper という名前が付けられます。

2 つの異なるインスタンスを作成すると、異なるプロパティに対してそれぞれを設定できます。とのやり取りによって生じる通信やデータの持続性 titanium は次の場所から切り離されます: copper.

上記の例に従えば、各インスタンスを使用してコマンドを実行できます。

titanium("configure", {
  "edgeConfigId": "ebebf826-a01f-4458-8cec-ef61de241c93",
  "orgId": "ADB3LETTERSANDNUMBERS@AdobeOrg"
});

titanium("sendEvent", {
  "data": {
    "key": "value"
  }
});

copper("configure", {
  "edgeConfigId": "f46e981f-fd03-4bdd-a9d9-73ce4447f870",
  "orgId": "ADB3NUMBERSANDLETTERS2@AdobeOrg"
});

copper("sendEvent", {
  "data": {
    "key": "value"
  }
});

同じインスタンスで他のコマンドを実行する前に必ず、各インスタンスで configure コマンドを実行してください。

IMPORTANT
Cookie との競合を避けるために、各 Web SDK インスタンスに固有の edgeConfigId そして独自の orgId.
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