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ID 同期と一致率について

Adobe Media Manager および ID サービスを含む、ID 同期プロセスと Experience Cloud Identity Service の一致率の概要です。

ID 同期と一致率

ID 同期は、ID サービスによって割り当てられた ID を顧客によってサイト訪問者に割り当てられた ID に一致させます。例えば、ID サービスが訪問者 ID 1234 を割り当てたとします。別のプラットフォームでは、この訪問者を ID 4321 として把握しています。ID サービスは、同期プロセスの間、これらの ID を一緒にマッピングします。その結果、サイト訪問者について顧客が把握する新しいデータポイントが追加されます。そして、ID サービスが ID を一致させることができない場合、新しい ID が作成され、その ID が将来の同期に使用されます。
一致率は、ID 同期プロセスの有効性を測定および検証します。高い一致率は、特定のサービスが、低い一致率のサービスに比べて、より効率的であり、より多くのオンラインオーディエンスへのアクセスを提供することを示します。一致率の比較は、様々な統合広告技術プラットフォームを評価するための定量化可能な方法です。
高い一致率の確保
高い一致率を生成するには、ID サービスを適切に設定することが重要です( 標準実装ガイド を参照)。適切な実装により、使用可能なデータパラメーターを持つ ID を機能させ、同期させるために必要な Cookie を ID サービスが設定できるので、高い一致率を確保できます。ただし、低速なインターネット接続、モバイルデバイスやワイヤレスネットワークからのデータ接続などの要因が、ID サービスによる ID の収集、同期および一致の程度に影響する可能性があります。これらのクライアント側変数は、ID サービスや Adobe では制御できません。

ID 同期プロセスの説明

ID サービスは、リアルタイムに ID を同期します。このプロセスは、サーバーからサーバーへのデータ転送を使用する代わりに、ブラウザーで動作します。以下の表で、ID 同期プロセスの手順を説明します。
手順 1:ページの読み込み
訪問者がサイトにアクセスしてページを読み込むと、
Visitor.getInstance
関数は ID サービスへの CORS または JSON-P 呼び出しをおこないます。ID サービスは、訪問者の Experience Cloud ID(MID)を含む Cookie を使用して応答します。MID は、各サイト訪問者に割り当てられた一意の ID です。詳しくは、 Cookie と Experience Cloud Identity Service を参照してください。
手順 2:iFrame の読み込み
ページ本文が読み込まれる間、ID サービスは、
Destination Publishing iFrame
と呼ばれる iFrame を読み込みます。ターゲットパブリッシング iFrame は、親ページとは別のドメインに読み込まれます。この設計によって iFrame は以下の動作をするので、ページパフォーマンスを確保し、セキュリティを強化できます。
  • 親ページとは非同期で読み込みます。これは、親ページをターゲットパブリッシング iFrame とは独立して読み込めることを意味します。iFrame の読み込みと iFrame 内からの ID 同期ピクセルの読み込みは、親ページやユーザーエクスペリエンスには影響しません。
  • 可能な限り高速に読み込みます。これが速すぎる場合、ウィンドウ読み込みイベントの後で iFrame を読み込むことができます(非推奨)。詳しくは、 idSyncAttachIframeOnWindowLoad を参照してください。
  • iFrame のコードが親ページのアクセス権を取得したり、親ページに影響を与えたりすることを防ぎます。
手順3:ID 同期の実行
ID 同期は、ターゲットパブリッシング iFrame で実行される URL です。この一般的な例で示すように、ID 同期 URL には、パートナーの ID 同期エンドポイントと、その ID を含む Adobe に戻るリダイレクト URL が含まれます。
http://abc.com?partner_id=abc&sync_id=123&redir=http://dpm.demdex.net/ibs:dpid=<ADOBE_PARTNER_ID>&dpuuid=<PARTNER_UUID>
受信データ転送のための ID 同期 も参照してください。
手順 4:ID の格納
同期した ID は、 エッジおよびコアデータサーバー に格納されます。

ID 同期を管理する同期サービス

Sync Services
という用語は、ID 同期を担当する内部 Experience Cloud Experience Cloudテクノロジーのことを指します。このサービスは、デフォルトで有効になっています。無効にするには、 オプションの変数 を ID サービスの
Visitor.getInstance
関数に追加します。同期サービスは、以下のような様々な Experience Cloud ID を一致させます。
  • サードパーティ Experience Cloud Cookie ID とファーストパーティ Experience Cloud ID。
  • ファーストパーティ Experience Cloud Cookie ID と Adobe Media Optimizer(AMO)ID。
  • サードパーティ Experience Cloud Cookie ID とサードパーティデータプロバイダーおよびターゲットプラットフォーム ID。これには、データプロバイダー、デマンドサイドプラットフォームおよびサプライサイドプラットフォーム、アドネットワーク、アドエクスチェンジなどのサービスおよびプラットフォームが含まれます。
  • ファーストパーティ Experience Cloud Cookie ID とクロスデバイスパートナー ID。

Adobe Media Manager を使用した ID 同期

Adobe Media Optimizer は、iFrame ベースの ID 同期プロセスの例外です。Media Optimizer は信頼されているドメインなので、ID 同期は Destination Publishing iFrame 内ではなく親ページからおこなわれます。同期中、ID サービスは
cm.eversttech.net
の Media Optimizer を呼び出します。cm.eversttech.net はアドビが Media OptimizerMedia Manager を買収する以前に使用されていた従来のドメイン名です。Media Optimizer にデータを送信すると一致率の向上に役立ちます。バージョン 2.0 以降を使用している ID サービスのお客様の場合、このデータ送信は自動的におこなわれます。 Media Manager の cookie も参照してください。