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データ収集 CNAME およびクロスドメイントラッキング

メインのエントリサイトがあり、顧客が他のドメインを訪問する前にメインのエントリサイトで顧客の識別ができる場合には、CNAME を使用することで、サードパーティ Cookie を受け入れないブラウザー(Safari など)でもクロスドメイントラッキングをおこなうことができます。
サードパーティ Cookie を受け入れるブラウザーでは、訪問者 ID をリクエストしたときに、データ収集サーバーによって Cookie が設定されます。訪問者 ID サービスはこの Cookie を使用することで、同じ Experience Cloud 組織 ID を使用するように設定されているすべてのドメインで、同じ Experience Cloud 訪問者 ID を返すことができます。
サードパーティ Cookie を受け入れないブラウザーでは、各ドメインに対して新しい Experience Cloud 訪問者 ID が割り当てられます。
訪問者 ID サービスでは、demdex.net Cookie を利用することで、Cookie を受け入れて複数のドメインにまたがって使用できるブラウザーでも、Cookie を受け入れないブラウザーでも、Analytics の s_vi Cookie と同じレベルのクロスドメイントラッキングを実現できます。

データ収集 CNAME

Analytics Cookie がデータ収集サーバーによって設定されていたときには、多くの企業が、サードパーティ Cookie を拒否するブラウザーの問題を回避するために、 ファーストパーティ Cookie 実装 の一部としてデータ収集サーバーの CNAME レコードを設定していました。このプロセスでは、データ収集サーバーのドメインを Web サイトのドメインと一致させることで、訪問者 ID Cookie がファーストパーティ Cookie として設定されるようにしていました。
しかし訪問者 ID サービスでは、JavaScript を使用して現在の Web サイトのドメインに直接訪問者 Cookie を設定するので、そのような方法でファーストパーティ Cookie を設定する必要はなくなりました。
単一の Web プロパティ(単一のドメイン)を持つお客様は、データ収集 CNAME を廃止し、代わりにデフォルトのデータ収集ホスト名を使用できます(
omtrdc.net
または
2o7.net
)。
ただし、データ収集で CNAME を使用すると、サードパーティ Cookie を受け入れないブラウザーでも、メインのランディングドメインとその他のドメインにまたがって訪問者を追跡できるというメリットがあります。複数の Web プロパティ(複数のドメイン)を持つ企業では、データ収集 CNAME を維持した方がメリットがある場合もあります。以下の節で、クロスドメイン訪問者トラッキングのしくみについて説明しています。

クロス デバイス トラッキング

訪問者 ID サービスは、ユーザーのプライバシーとブラウザーの設定で許可されている場合、ドメインをまたいで(ただし、同じ所有会社内の)訪問者を追跡するために、demdex.net をドメインとして使用します。
CNAME には、クロスドメインに関するそれ以外のメリットはありません。例えば、プライマリサイトが
mymainsite.com
にあるとします。CNAME レコードを設定して、セキュリティで保護されたデータ収集サーバー
smetrics.mymainsite.com
を参照します。
ユーザーが
mymainsite.com
を訪問すると、データ収集サーバーによって ID サービス Cookie が設定されます。これが可能であるのは、データ収集サーバーのドメインと Web サイトのドメインが一致しているからです。このような Cookie の使用方法を、「
ファーストパーティコンテキスト
」または単に「
ファーストパーティ Cookie
」と呼びます。
同じデータ収集サーバーを他のサイトでも使用し(例えば、
myothersiteB.com
myothersiteA.com
など)、訪問者が後でそのようなサイトを訪問する場合、
mymainsite.com
の訪問時に設定された Cookie がデータ収集サーバーへの HTTPS リクエストに含まれて送信されます(ブラウザーは Cookie が対応しているドメインが現在の Web サイトのドメインと一致していなくても、そのすべての Cookie をすべての HTTPS リクエストでそのドメインに送信することに注意してください)。CNAME を使用している場合であっても、これを「
サードパーティコンテキスト
​での cookie の使用」、または「
サードパーティ cookie
」と呼びます。アドビでは、一意のドメインごとに CNAME を設定することをお勧めします。
注意:Safari は、設定に関わらず、サードパーティコンテキストのすべての Cookie をブロックします。

Experience Cloud Identity Service で CNAME サポートを有効にする

データ収集サーバーの CNAME のサポートは、
visitor.marketingCloudServerSecure
変数を設定することで有効になります。