標準ステートとカスタムステートについて

5 つの標準プレーヤーステートがあり、独自のカスタムステートを追加できます。

標準のステート名
メディア SDK の定数
メディアコレクション API の名前
フルスクリーン
ADB.Media.PlayerState.Fullscreen
fullScreen
クローズドキャプション
ADB.Media.PlayerState.ClosedCaptioning
closedCaptioning
ミュート
ADB.Media.PlayerState.Mute
mute
ピクチャーインピクチャー
ADB.Media.PlayerState.PictureInPicture
pictureInPicture
フォーカス設定
ADB.Media.PlayerState.InFocus
inFocus

標準ステートとカスタムステートではデータの計算方法は同じですが、Analytics レポートではデータの保存方法が異なります。

標準ステートの場合:Analyticsレポート(管理者側)のメディア管理コンソールからプレーヤーステートトラッキングを有効にした場合、15 個のソリューション変数をレポートおよびデータの書き出しに使用できます。

カスタムステートの場合:独自の処理ルールを作成して、計算した値をカスタムイベントに保存し、それらのルールをレポートおよびデータの書き出しに使用できます。

ガイドライン

  • 1 つのビデオセッションでは、最大 10 のプレーヤーステートを使用できます。
  • ステートの組み合わせは自由です。
  • 複数のプレーヤーステートが渡されると、最初の 10 個のみが保持され、ダウンストリームの VA処理コンポーネントへと転送されます。
  • すべてのステートに対して、終了しているかどうかに関係なく、最大 10 個のステートが適用されます。
  • 1 つのステートは、複数回開始および終了でき、1 つのステートとしてカウントされます。例えば、closedCapationing は開始と停止を 5 回繰り返すことができますが、1 つのステートとしてカウントされます。
  • 許可されているステートの最大数である 10 を超えるステートは、すべて破棄されます。

カスタムステート

カスタムステートの作成機能を使用すると、再生セッション中にカスタムアクションをキャプチャし、カスタムメタデータを更新できます。

カスタムステートの作成について詳しくは、メディア API リファレンスガイドcreateStateObjectを参照してください。

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